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キスをしてみようとするも
「まだ，早いやろ？」
もう何回もしているのに，まだ早いと子供扱いしてくる
いつもならここで引き下がる私だが今日は引き下がっては駄目だ，折角チーノさんが背中を押してくれたのにそれを無駄にするのは申し訳なさすぎるし、私のプライドが許さない。
『子供じゃないっ！』
自分が想像していたよりも大きな声が出た，彼も私も驚いていた。
『キスだって自分から出来るんだよ？』
触れるだけのキスをすると一瞬あの時と同じギラギラとした瞳になったがすぐにいつもの彼に戻った。
『こんな事言ったらキモイって思われるかもだけど…貴方に夢中なの、初めてしたあの日の夜の事が癖になりそうになってるの…今まで黙ってきけど，他の誰にもあげたくないの，ずっと伝えたかった…私は貴方の虜なの、そして貴方の嫁でもあるわ，激しい束縛はするつもりは無いけど…私だけ見て欲しいの』
「子供じゃないって言うてもやる時は子供のように怖がるし，痛いと思ったらすぐに泣きじゃくるお前が何言うとんねん」
『別に…怖くないし，どんな痛みだっていつかは慣れて薄れていくものでしょ？だから他の女としないでよ…私が居るんだからっ！もう子供じゃないの！』
「…なんで俺が他の女抱いたの知ってねん」
『偶然見たんですよ，ホテルから出てくるのを…』
「まぁ…ええわ，でも そんな毎回毎回AとしてたらAが体力無いししんどいやろ？」
どこまでも優しい彼なのだがここまでする程私は頼りなかったのだろうか？
『私もう28ですよ？先輩とは2つしか変わりません，それに知識だって人並みには有ります…!女の人と話すのは構いませんが，私以外を愛さないでください，私だけを見ていて欲しいんです』
他の女になんか邪魔されたくない，私は今日隣にいた女性みたいに肉食系じゃ無いけど彼はそんな事を比べないし気にしない，誰にも取られたくないの，貴方もいつか私に夢中になって欲しいと思う事も有るけどそれは流石に欲張り過ぎるから言わないけど…
『我儘で欲張りな私ですけど…こんなのでもまだ妻として隣に居てもいいですか？』
「…なんで結婚したか教えたるわ」
この前は”何となく”で片付けられたがついに本当の答えを知れるんだ
「小学校の頃から好きやったで，顔も性格も でも，その頃は友達として好きなんやって思ってた。でも中学になって思春期にもなった頃にやっと分かったんや 恋なんやって」
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らいちゃま*。(プロフ) - すいーさん» 有難うございます!!初めてランキング3位になれたのでめっちゃ嬉しくてもう主ボロ泣きです笑 (2023年4月22日 10時) (
レス) id: bb93c66be6 (このIDを非表示/違反報告)
すいー - 完結おめでとうございます！！過去最高ランキング3位もおめでとうございます！ (2023年4月13日 4時) (レス) @page21 id: 7621d5ed60 (このIDを非表示/違反報告)
らいちゃま*。(プロフ) - すいーさん» ホントですか？！有難う御座います!! (2023年4月9日 9時) (レス) id: bb93c66be6 (このIDを非表示/違反報告)
すいー - めっちゃ面白いです〜！！！この先どうなっていくのかすごく楽しみです…！！！更新頑張ってください！ (2023年4月9日 8時) (レス) @page7 id: 7621d5ed60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：金平糖 | 作成日時：2023年4月7日 23時
