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「Aちゃんの小さい頃ってどんなんやったん？」
「あ、気になる」
｢俺らゾムたちと違って小中一緒じゃ無かったしな」
シャオロンさんたちとは高校で知り合い仲良くなった
『私の幼い頃は我儘で欲張りでしたね』
「えっ、意外…なんかもっと大人しいイメージあった」
『ふふ、全然想像と違うでしょ?』
「もっと詳しく聞いても？」
何故チーノさんが私の幼い頃の話に興味を持ったのかは分からなかったが，断る訳にもいかないので私が覚えている事を大体話した。
｢意外と面白い幼児の思い出ですね」
『お恥ずかしいです…』
追加で注文を頼もうとした時，聞きなれた私の大好きな声が聞こえた。
「あれ…シッマ？」
「シャオさん何言ってるんですか，あれシッマちゃうやろ」
「そ、そうやよな!見間違えやったわ」
チラッと彼らが見る方を見てみると私の旦那である孝行さんとその隣には私よりも綺麗で美人な女性が居た。
『…っ』
「おい，シッマ」
『辞めて！！』
シャオロンさんが彼に声を掛けようとしたのを止める，声を掛けちゃ駄目だ，彼があんなにも楽しそうな顔をしている所を見た事がない。本気で笑ってる，よっぽど私よりもあの人の方が彼を幸せに出来るんだ，羨ましい。
「なんでや，Aちゃんが苦しなるだけやで？」
『良いんですっ，私は彼が他の女の人と遊びに出掛けてもその女の人の所へ行ってしまっても何も言いません…彼が喜ぶのであればそれを最優先したいんですっ！我儘なんかもう言いたくないんです…これ以上人に迷惑を掛けたくないっ』
また我儘を言うと誰かが苦しむ，そしてまた自分が最終的に辛くなるんだ。やだ、これ以上傷つきたくないんだ
「本気で言ってます？」
『ほ、本気ですよ…?彼が楽しいのなら私はそれだけで満足です』
「それ以上自分の気持ちを無視するつもりで？」
冷たく言い放つチーノさんの言葉は私の心に響いた
『でも…迷惑なんじゃ』
「互いを支え合うのが夫婦でしょ？それが無かったらただの夫婦と言う飾りの言葉だけですよ」
「おい、チーノ流石に言い過ぎじゃ…」
『…確かにそうですね』
「Aちゃんもそんなに真に受けんでいいで？」
『いえ、チーノさんの言っている事は正しいので』
「真面目やな…」
『それだけが取り柄ですから』
「今日帰ってから言ったらどうです？自分の気持ちを」
チーノさんに背中を押され勇気が湧いてきた，今まで言えなかった事全部伝えてやる
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らいちゃま*。(プロフ) - すいーさん» 有難うございます!!初めてランキング3位になれたのでめっちゃ嬉しくてもう主ボロ泣きです笑 (2023年4月22日 10時) (
レス) id: bb93c66be6 (このIDを非表示/違反報告)
すいー - 完結おめでとうございます！！過去最高ランキング3位もおめでとうございます！ (2023年4月13日 4時) (レス) @page21 id: 7621d5ed60 (このIDを非表示/違反報告)
らいちゃま*。(プロフ) - すいーさん» ホントですか？！有難う御座います!! (2023年4月9日 9時) (レス) id: bb93c66be6 (このIDを非表示/違反報告)
すいー - めっちゃ面白いです〜！！！この先どうなっていくのかすごく楽しみです…！！！更新頑張ってください！ (2023年4月9日 8時) (レス) @page7 id: 7621d5ed60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：金平糖 | 作成日時：2023年4月7日 23時
