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『意地悪…っ』
「まだすんの早いからお預けやで」
そう言ってまた逃げる気なのかななんて悲しく思ってしまう私が居る。
『(もう充分待った気がするんですけど…？)』
ゾムさんが言っていた
「そんな抱いて欲しいなら自分からキスでもしてみたらどうや？」
聞いた時はそんな事する様な事はしたくは無いと思っていたがいざ，ここまでされてお預けされるとせざるおえない様な気持ちになる。
『あ、あの…孝行さん！』
「ん？なんや…」
彼がこちらに振り返った時彼の手を掴み顔を私の近くまで持っていき，触れるだけの短いキスをおとす。
「ッ…！？」
金魚の様に口をパクパクさせながら赤面する彼に思わずクスッと笑ってしまう。
『少しくらいこういう事させて下さい』
我儘は言わないけれど，やりたい事はどうしてもやりたい私は口には出さず彼にキスをした。
「……それだけか？」
彼の目は先程の優しい目では無くギラギラと獲物を捉えた猛獣の様な瞳をしていた。でも，そんな目で私が震えて怖がる訳が無く，寧ろ胸が高鳴り今までに味わった事も無い感覚が体全身にﾋﾞｸﾋﾞｸっと電流の様なものが走った
「ここじゃあれやし車に戻るか」
私の手を掴み車に戻った，少しがさつに後ろの席に乗せた後それに続き彼も後ろの席へと乗る。倒された座席はベットの様になっており今すぐにでも寝れる様になっていた
「どうや，怖いか？男に押し倒されて何も抵抗出来へんやろ?」
そう言う孝行さんは私にキスをし服に手をかけた
『ひっ…た、孝行さん?』
冷たい手がお腹に触れビクッと震えてしまう
「…その顔ええな」
舌なめずりをする彼はもう優しい彼では無くまるで獣。
『(あぁ…今から私は彼に食べられるんだ)』
怖くは無いけれど初めての展開に少し体が震え自然と涙が出る，そんな私の顔を見て彼はもう一度私にキスをすると頭を撫でて離れた。
「すまん…怖がらせてもうたな」
『や、大丈夫…です』
「泣いとるやん…怖かったんやろ？すまん」
『ちが…っ！』
違うと言おうとしても彼は聞いてくれなかった，
『(私が泣いた性で雰囲気が潰れちゃった…なんて馬鹿なんだろうな私…やっと孝行さんに抱いてもらえると思ったのに…何やってるんだろ)』
この後は頑張って雰囲気を変えいつも通り無言でラジオから流れる懐かしい曲を聞くだけだった
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らいちゃま*。(プロフ) - すいーさん» 有難うございます!!初めてランキング3位になれたのでめっちゃ嬉しくてもう主ボロ泣きです笑 (2023年4月22日 10時) (
レス) id: bb93c66be6 (このIDを非表示/違反報告)
すいー - 完結おめでとうございます！！過去最高ランキング3位もおめでとうございます！ (2023年4月13日 4時) (レス) @page21 id: 7621d5ed60 (このIDを非表示/違反報告)
らいちゃま*。(プロフ) - すいーさん» ホントですか？！有難う御座います!! (2023年4月9日 9時) (レス) id: bb93c66be6 (このIDを非表示/違反報告)
すいー - めっちゃ面白いです〜！！！この先どうなっていくのかすごく楽しみです…！！！更新頑張ってください！ (2023年4月9日 8時) (レス) @page7 id: 7621d5ed60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：金平糖 | 作成日時：2023年4月7日 23時
