22話目 ページ25
Aside
それから迅さん達が来て、一通り報告を終わらせた。
「...なるほど、報告ご苦労」
「まったく......前回に続いてまたおまえか。いちいち面倒を持ってくるヤツだ」
「しかしブラックトリガーとは......そんな重要なことをなぜ今まで隠していたのかね。ボーダーの信用に関わることだよ」
「それは三雲くんの考えがあってのことだろう。迅の話によれば結果的に三雲くんは現在まで黒トリガーを抑えている」
「そうだとしても我々に報告する義務がある！一隊員の手に負えることじゃなかろう！」
「そのとおり、なにせ相手は黒トリガーですからねえ」
報告しろって言うけど報告してたらもっと面倒なことにしてたでしょ、あなたたちが。
「まあまあ、考え方を変えましょうよ。その黒トリガーが味方になるとしたらどうです？メガネくんはそのネイバーの信頼を得てます。彼を通じてそのネイバーを味方につければ争わずして大きな戦力を手に入れられますよ」
こういう時の迅さんの流れの変え方は本当にすごいと思う。
「それはそうだが......」
「そうもうまくいくものかねぇ？」
「......たしかに黒トリガーは戦力になる......よしわかった」
どうせ...始末して回収しろ、とか言うんだろうな。
「そのネイバーを始末して黒トリガーを回収しろ」
ほら、やっぱり。
「！？なっ......」
「ふむ......それなら何も問題はありませんねぇ。貴重な黒トリガーだ、逃す手はない」
「間の悪いことにA級1位から3位までの隊は遠征中だが、残った隊員をすべて使えばやれんことはなかろう」
「馬鹿な......それでは強盗と同じだ！それにその間の防衛任務はどうする気だ！？」
「舞台を動かす必要は、ない。黒トリガーには黒トリガーをぶつければいいだろう。」
「！」
『......』
「え......！？」
「迅」
なるほど...
「おまえに黒トリガーの捕獲を命じる」
そうきたか。
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天(プロフ) - 皇海 宙さん» ありがとうございます！！うれしいです！！まだ完結していませんが、よろしくお願いします！！ (2020年3月23日 13時) (
レス) id: fde802959e (このIDを非表示/違反報告)
皇海 宙(プロフ) - ワートリ大好きなんで、思うところがありました...。続きが気になるので、part2,3読んできますね！w (2020年3月23日 13時) (レス) id: 38af579ced (このIDを非表示/違反報告)
天(プロフ) - 蘭さん» ありがとうございます！！そう言っていただけて嬉しいです！！更新頑張ります！！ (2019年12月31日 13時) (レス) id: fde802959e (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - 続き見たいです！凄い面白かったです！ (2019年12月30日 23時) (レス) id: b5eb63bfb4 (このIDを非表示/違反報告)
天(プロフ) - YUKARI♪さん» 見てくださってありがとうございます！！楽しんで見ていただけていたら幸いです！！ (2019年11月23日 18時) (レス) id: fde802959e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天（元れたす。） x他1人 | 作成日時：2019年9月14日 14時
