24話 きっといつまでも ページ25
「そういえばオットー、覚えてる？私がバレンタインにした告白のこと」
「もちろん、忘れるわけ無いですよ」
「あのときのオットー、すっごい察し悪かったよねー」
「？ 何がですか」
「どう見ても本命チョコなのに、”義理？”って聞いてきたんだよ、オットー。覚えてない？」
「あー……」
「今だから言うけどさ、あの時私、実は吹き出しそうになりながら告白してたんだよ」
「いや、笑いをこらえて告白とかよく出来ましたね！？」
「過ぎたことだし良いじゃん。私は後悔してないよ？」
「僕も今では、あの時Aに告白されて良かったなと思ってます」
「オットーは自分からキスも出来ないくらいヘタレだもんねー」
「それは掘り返さない約束のはずでは！？」
「あはは、そんなの忘れたー」
「あー、待ってくださいよ！って、足速っ」
「オットー遅すぎー。おーにさんこーちらー！」
「良い年した大人が、何言ってるんですか……」
「はいはい。どーせ私はおばさんですよー」
「おばさんにはまだ早いですよ。……って、ナツキさんとエミリア様が呼んでます。行きましょう」
「えー、もっと遊びたい」
「行きますよ！」
「わかったよー」
きっといつまでも、この幸せは続いていくのだろう。
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あくる(プロフ) - そんな事を言って頂けて、感謝感激です！ またちまちまと番外編を書こうと思っていますので、よろしくお願いします！ (11月1日 18時) (
レス) @page28 id: 64a42a1344 (このIDを非表示/違反報告)
作者くん！(プロフ) - 神ですね、この作品 (11月1日 17時) (レス) @page28 id: 36c939bd27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あくる | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/03240906ak1/
作成日時：2023年7月2日 1時
