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十八頁 ページ18

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「取り敢えずAさんを家に送ってく、太宰は荷物を持て」




そう言って中也がAに触れようとした

刹那、その手を思い切り振り払う乾いた音が部屋に響いた





「·····僕のAさんに触れないで、」




「ッお前、」




「····太宰、さん、?」




「·····Aさんは僕のだ」






振り払った後太宰は眠っているAをゆっくりと抱き起こし上半身を強く優しく抱きしめた

その表情はまるで自分の宝物を敵から守るようで深紅の瞳が鋭く光っていて冷たい表情であった






「·····わかった、ならAさんは執務室に運んでけ」





「あ、なら私も····」





「市ヶ谷は俺と首領へAさんの報告だ」




「ですが·····」




「モタモタしてんな、早くしろ」




「あ····!」






そう言って2人は医務室から出ていった

医務室には未だにAを自分にもたれ掛けさせながら抱き抱えている太宰の姿があった






「····Aさん、大丈夫、ですか?水飲みますか?」





『····なんだ、起きてるのバレてたの』





「Aさんに触れた時に、少しAさんが反応したからもしかしたらって」





『ふぅーん、そっか、』






普通に話しているがAの額からは汗が垂れていて顔色も良くなく吐息が熱っぽくとても苦しそうにしていた






「Aさん、執務室まで運びますけどどうしますか?」





『じゃあ、お言葉に甘えて執務室までお願いするよ』




「任せてください」




『少し目瞑るからついたら起こして』




「はい、」





Aが瞼を閉じる瞬間、視界には太宰が苦しそうな表情で此方を見つめるのが目に入った





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黒灰白有無%(プロフ) - コメント失礼致します!!夢主に振り回される側なの良いですねドストライクです!性格も迚も好きで、其れ丈ではなく物語も迚も面白かったです!!気が向いたらで構いませんのでまた更新仕手下さると嬉しいです!是からもずっと応援しております。コメント失礼致しました (9月26日 23時) (レス) @page19 id: 1ab55170b6 (このIDを非表示/違反報告)
布団になりたい - うえっ!??ここから更新ない感じですか!??? (8月24日 9時) (レス) @page19 id: 2f59deb4b8 (このIDを非表示/違反報告)
どーなつ。 - 性癖にクリーンヒットしました....頑張ってください!!! (2023年3月25日 17時) (レス) @page1 id: 7ff22008a0 (このIDを非表示/違反報告)
あむ(プロフ) - サラマンドュァーさん» ありがとうございます〜笑サンバ·····私もお供致しましょう!! (2022年12月13日 20時) (レス) id: 262441edc1 (このIDを非表示/違反報告)
サラマンドュァー - んん"……すみません、私の性癖にドストライクだったもんで…((これからも頑張ってくださいッ私は、サンバを踊って応援してますからッ! (2022年11月24日 1時) (レス) @page18 id: 92be24dccc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あむ | 作成日時:2022年11月10日 21時

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