97話 ページ8
貴女side
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貴「これは……！！」
今までと打って変わって、異様な毒を放出し始めたマゼラン。
兎に角この毒は危険だ、と私の中の直感が叫ぶ。
ﾏｾﾞﾗﾝ「この毒は禁じ手……！！インペルダウンそのものを破壊し兼ねない」
Mr.3「ヤバイヤバイ、逃げるんだガネ麦わら！！！」
ﾙﾌｨ「“ゴムゴムの”…“スタンプ”！！！」
ルフィの技が決まるも、マゼランに触れた部分から毒が侵食していく。
Mr.3「ドルドル解除！！」
ﾙﾌｨ「ぐわ！！危ねェ！！」
ﾏｾﾞﾗﾝ「“毒の巨兵(ﾍﾞﾉﾑ ﾃﾞｰﾓﾝ)”……“地獄の審判”！！！」
身体から、別の身体へ。
床も壁もどんどんマゼランの毒に侵食されていく。
これはもうひたすら逃げるしか道はない……
貴「……ルフィ、先に行きなさい。ここは私が少し食い止めるわ」
ﾙﾌｨ「何言ってんだ姉ちゃん！！！ドルドルのヨロイも意味ねェんだぞ！！！」
触れられなくとも、床に足場が無くなろうとも……私に戦う術はあるわ。
貴「安心してルフィ！何もずっとここに居ようってわけじゃないわ。少しずつ後退しながら……でも確実にマゼランを足止めする！！」
ずっと持っているだけになっていた短剣を構える。
……そういえば、この剣に名前を付けてあげてなかったわね……後で付けてあげなくちゃ。
貴「貴方の姉を信じてルフィ！……私は強いわよ？」
ﾙﾌｨ「……わかった！！！」
全速力で走って行くルフィを尻目に、マゼランと対峙する。
彼から発せられる怒りは肌にも感じる程。
ﾏｾﾞﾗﾝ「裏切ったのか貴様……！！！」
貴「ええ。弟と恋人のために……」
ﾏｾﾞﾗﾝ「“地獄の審判”！！！」
貴「“月歩”」
素早く宙に逃げ、そのまま滞空する。
そして今度は私から仕掛ける番ね。
私に勝てるなんて簡単に思わないでほしいわ。
貴「“碧落の(ｳﾞｪｲﾄ)”……“嵐(ｼｭﾄｩﾙﾑ)”！！」
ﾏｾﾞﾗﾝ「ぐああっ！！！」
超速で無数に繰り出す斬撃に覇気を乗せてマゼランに目掛けて飛ばす。
嵐脚は少し苦手だからこちらの方が威力があるのよね。
無数の飛ぶ斬撃は1つ1つ威力が甚大。
そして確実にマゼランにまで届き、重い傷を負わせた。
貴「……貴方は海軍大将と戦ったことはあるかしら？」
ﾏｾﾞﾗﾝ「何が言いたい……！！」
貴「貴方如きに負ける私じゃないって事よ」
ルフィは私が守る……！！
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ラキ(プロフ) - 優里さん» 優里さんコメントありがとうございます(*' ')*ぜひこれからの展開もお楽しみください(*´`*) (2018年2月23日 21時) (
レス) id: 1c425498f8 (このIDを非表示/違反報告)
優里 - エースと主人公の恋の展開がこれからどうなるかが気になります！ (2018年2月23日 0時) (レス) id: 8167dd067d (このIDを非表示/違反報告)
ラキ(プロフ) - リツさん» リツさんコメントありがとうございます！これからもお楽しみ頂けるよう努めますね(*^^*) (2018年2月11日 13時) (レス) id: 1c425498f8 (このIDを非表示/違反報告)
リツ(プロフ) - ラキさんの作品大好きです！更新頑張って下さい！ (2018年2月11日 8時) (レス) id: 14d43f0686 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フィアンマ | 作成日時：2018年2月11日 1時
