95話 ページ6
貴女side
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黒ひげが何かを話している。
でも声は私の中に届かない。
必死に自分を押さえつけて我慢する。
エースをあんなにも傷付けた憎き男────
ルフィの黒ひげを殴った音で漸く意識が浮上した。
黒ひげは何やら掌から黒い渦を出し、ルフィを引き寄せ、触れたままルフィを床に叩きつけた。
貴「ルフィ！！！」
ゴムで打撃は効かないはずのルフィが血を流した。
それでも攻撃をやめようとしないルフィを、ジンベエさんと2人で止めた。
貴「やめなさいルフィ！！！」
ｼﾞﾝﾍﾞｴ「待てルフィ君！！！もうよせ！！！今はいかん！！！耐えろ！！！」
貴「時間も体力もここであんな奴に使っちゃ駄目よ！！ここで戦ったってエースは助けられないわ……！！」
ﾙﾌｨ「姉ちゃん……ハァ…ハァ……」
ルフィは私の掌から滴る血を見て、悪ィと一言呟いて落ち着きをなんとか取り戻した。
マゼランがすぐそこまで迫り来ている今は、尚更止まれない。
貴「バズーカ部隊は悔しいけれどいなくなってるわ。急ぎましょう！！」
黒ひげはすれ違いざまに世界を震撼させる最高のショーだとか、よく分からない言葉を叫んだ。
あいつはいつか叩き潰してやりたいわ。
階段を駆け上がる。
LEVEL３までもう少し……！！
ﾏｾﾞﾗﾝ「麦わらァア〜〜〜！！！貴様は絶対にここから出さんぞォオオオ！！！！」
貴「……！！」
もしルフィにすぐそこまで迫って来たら、今度は私がマゼランに応戦しなくちゃいけないわね……！
LEVEL２
あれ程追ってきていたマゼランの気配が遠くに感じるわ。
ボンちゃんが言うにはイワさんとイナズマが残ったという。
それでも私達は止まれない……！
貴「鍵が全て開いている……誰が一体これを……」
目の前におそらくLEVEL２の囚人達の集団と思わしき人達が見えた。
復活した獄卒獣に襲われている。
またもやルフィ達にノックアウトされた獄卒獣達のタフさには脱帽するわ。
Mr.3「ンボボブボス〜〜〜〜〜〜！！！？」
貴「あらダイルさんお知り合い？」
ｸﾛｺﾀﾞｲﾙ「その呼び方はやめろ」
まあ元七武海の彼のことだもの、知らない人の方がおかしいわね。
と言っても分かってて聞いたけれど。
ﾏｾﾞﾗﾝ「“毒竜(ﾋﾄﾞﾗ)”！！！」
「来たァ！！！マゼランだァ〜〜〜〜！！！」
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ラキ(プロフ) - 優里さん» 優里さんコメントありがとうございます(*' ')*ぜひこれからの展開もお楽しみください(*´`*) (2018年2月23日 21時) (
レス) id: 1c425498f8 (このIDを非表示/違反報告)
優里 - エースと主人公の恋の展開がこれからどうなるかが気になります！ (2018年2月23日 0時) (レス) id: 8167dd067d (このIDを非表示/違反報告)
ラキ(プロフ) - リツさん» リツさんコメントありがとうございます！これからもお楽しみ頂けるよう努めますね(*^^*) (2018年2月11日 13時) (レス) id: 1c425498f8 (このIDを非表示/違反報告)
リツ(プロフ) - ラキさんの作品大好きです！更新頑張って下さい！ (2018年2月11日 8時) (レス) id: 14d43f0686 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フィアンマ | 作成日時：2018年2月11日 1時
