130話 ページ41
エースside
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
偉大なる航路を逆走しながら、結構日が経ったと思う。
数えてねェからわかんねェ。
夜にしか道が見えねェのは中々不便で、もう完全に昼夜の生活がひっくり返っちまった。
ﾏﾙｺ「おいエース！！お前が寝たら進めねェだろい！！！」
ｴｰｽ「ぎゃっ！！……いってェなァマルコ！！そんな強く殴る必要あるか！！？」
ﾏﾙｺ「お前は自分で寝たら、起こされてもメシと言わねェ限り起きねェよい」
ｴｰｽ「う“っ……」
心当たりは何となくある。
まあ寝てたおれが悪ィんだけどな。
て言うかもう日が昇って来てんじゃねェか……光の筋が見えなくなっちまう。
ｴｰｽ「……ん？なァマルコ、あの島怪しくねェか？」
ﾏﾙｺ「確かに、霧に覆われて何も見えやしねェな……しかもログポースが反応を示してないよい」
不気味だな……けど今まで何の島も指していたなかった光の筋が、あの島に向かって伸びてた。
ｴｰｽ「光の筋があの島を指してた……！！マルコ、きっとあの島が目的地だ」
ﾏﾙｺ「本当か？オヤジに報告してくるよい！お前は船員達に指示出ししろい！！」
ｴｰｽ「わかった！！！」
さっきまでの眠気はどっかに吹き飛んで、バッと立ち上がる。
船員達に、目的地に着いたと言って碇を降ろさせたりした。
おれは急に元気が湧いてきた。
あそこでAが起きる手掛かりが見つかる可能性があるからだ。
ｴｰｽ「やっとだ……！！A、もう少しだ！もう少しでまたお前と会える……！！！」
一通り指示出しを終えて、おれはまた船首の方に戻って来た。
日が昇っても、島は霧で覆われてるから真っ白だ。
ﾀﾞﾝｯ!!
ｴｰｽ「っ！！？」
おれが船首に登ろうとする前に、知らねェ男が船首に降り立った。
飛び上がって着地したのか？
おれらのモビーはでけェ。
その船首に易々と飛び乗れるって事は、あいつは一般人じゃねェな。
ｴｰｽ「おい……！！お前一体何モンだ！！！」
？「いや〜大きい船ですね……あっ、どうも初めまして！あの島の住人です！」
……いや何だよコイツ、本当に。
すげェ胡散臭ェやつだな……
ﾄﾞｫﾝ!!!
？「うわァァァアア！！！？何するんですか！！？僕死にますよ！！？」
ｴｰｽ「なっ！？」
今あいつ、銃弾を避けやがった。
振り返れば、イゾウが銃を構えてたから、さっきのはイゾウの仕業だな。
？「僕、か弱いんですから！！」
……全く信じられねェ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 146人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ラキ(プロフ) - 優里さん» 優里さんコメントありがとうございます(*' ')*ぜひこれからの展開もお楽しみください(*´`*) (2018年2月23日 21時) (
レス) id: 1c425498f8 (このIDを非表示/違反報告)
優里 - エースと主人公の恋の展開がこれからどうなるかが気になります！ (2018年2月23日 0時) (レス) id: 8167dd067d (このIDを非表示/違反報告)
ラキ(プロフ) - リツさん» リツさんコメントありがとうございます！これからもお楽しみ頂けるよう努めますね(*^^*) (2018年2月11日 13時) (レス) id: 1c425498f8 (このIDを非表示/違反報告)
リツ(プロフ) - ラキさんの作品大好きです！更新頑張って下さい！ (2018年2月11日 8時) (レス) id: 14d43f0686 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：フィアンマ | 作成日時：2018年2月11日 1時
