127話 ページ38
エースside
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戦争から一ヶ月近く経った今でも、Aは目を覚まさねェ。
海軍は魚人島のある位置的な危険から来ねェって言ってた。
みんな負った傷は治ったやつがほとんどだ。
ルフィは海軍本部にジンベエと冥王と何かしてたし……あと変わった事と言えば、
ｴｰｽ「またか……」
夜にだけAのチョーカーの宝石が、絶えず光の線を作る事だ。
ｴｰｽ「これは何か意味があんのか？……この先にお前が起きてくれるようなモンがあるのか……？」
Aの頬に手を当てて、こつんと額と額を合わせる。
ｴｰｽ(相変わらずキレイな顔しやがって)
こんなに近くにいるのによ、すげェAが遠くにいるように感じるんだよ……
目を合わせる事も、声を聞く事もできねェ。
体温だって感じるけどよ、こんなの生きてるって本当に言えんのか？
ｴｰｽ「なァ、起きてくれよ……A……！！」
すぐ傍にいるはずなのに、おれは独りでいるみてェだ。
ぎゅっとAの手を握る。
当然握り返してくるわけでもねェ。
ｴｰｽ「……いつまでも、待ってるだけじゃ駄目だよな」
お前が起こしても起きてくんねェなら、もう待つんじゃなくて、お前を起こす方法を探してやる！！
ｴｰｽ「おれはAの彼氏だからな！」
こんなに可愛い恋人を、寝かせたまんまにしとくなんて、そろそろおれの我慢が効かねェ。
ｴｰｽ「そうと決まればオヤジに相談してみっか！！」
Aを抱えたまま、おれはオヤジの元へ走る。
おれは一か八か、Aのチョーカーから出る光の筋の先に賭けてみる。
Aの付けてるモンが光ってんだ。
賭けてみる価値はあんだろ！！
オヤジのいる部屋の扉を、ガンガンと叩いて声をかける。
ｴｰｽ「オヤジ！！！おれだ！！ちょっといいか！！？」
白ひげ「グララララ……夜中だってのに騒がしいじゃねェか！いいぜ、入んな」
ｴｰｽ「ありがとう！！」
ﾊﾞﾝ!
ｴｰｽ「オヤジ！！頼みがある！！！」
白ひげ「どうしたァ改まって。そんなに焦んなくともおれァお前から逃げねェよ」
オヤジの大きいてのひらが、おれの頭の上に乗っかる。
ぐりぐり撫でられて、おれは漸く落ち着きを取り戻していった。
ｴｰｽ「……オヤジ、おれはAのチョーカーから出る光の筋を追いてェ！」
白ひげ「光の筋ィ？そりゃァどっから出てる？おれには見えねェが」
ｴｰｽ「……は？」
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ラキ(プロフ) - 優里さん» 優里さんコメントありがとうございます(*' ')*ぜひこれからの展開もお楽しみください(*´`*) (2018年2月23日 21時) (
レス) id: 1c425498f8 (このIDを非表示/違反報告)
優里 - エースと主人公の恋の展開がこれからどうなるかが気になります！ (2018年2月23日 0時) (レス) id: 8167dd067d (このIDを非表示/違反報告)
ラキ(プロフ) - リツさん» リツさんコメントありがとうございます！これからもお楽しみ頂けるよう努めますね(*^^*) (2018年2月11日 13時) (レス) id: 1c425498f8 (このIDを非表示/違反報告)
リツ(プロフ) - ラキさんの作品大好きです！更新頑張って下さい！ (2018年2月11日 8時) (レス) id: 14d43f0686 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フィアンマ | 作成日時：2018年2月11日 1時
