122話 ページ33
エースside
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貴「ねえ、エース……私やっと自分の力を好きになれそう……！きっと愛する人を助けるために、私はこの力を授かったんだわ」
ｴｰｽ「ま、さか……っ！！ハァ…ハァ…」
右手より左手を使う方が、Aに多くの負担をかけるって事は昔から知ってる。
やめてくれ……！！
おれのためにお前が苦しむのは嫌なんだよ！！
貴「……エース、愛してるわ」
ｴｰｽ「っ！！！」
上手く声が出ねェ。
おれもだって言いてェのによ！！
貴「“航海の再開(ｳﾞｨｰﾀﾞｰ･ﾍﾞﾚｰﾌﾞﾝｸﾞ)”」
おれは光に包まれた。
これはAがおれを生かそうとしてる証拠だ。
貴「ガフッ……ハァ…ゲホ」
ｴｰｽ「A……や、めろ……！！！」
Aが血を吐いた。
直接見たわけじゃねェけど、周りの焦りを聞けばわかる。
ﾙﾌｨ「姉ちゃん！！」
貴「ハァ…うぁ……ゴフッ…」
次第にAの身体から力が抜けてく。
それと同時におれの身体はどんどん楽になっていく。
やがて光は消えて、ずるりとAの身体が傾いて、地面に倒れた。
ﾙﾌｨ「エース！！傷が！！！」
ｴｰｽ「っ！！」
腹に開いた穴がきれいさっぱり治ってた。
おれはあのまま死ぬハズだった。
それをひっくり返したって事かよ……！！！
ｴｰｽ「A！！おいA！！！」
ﾙﾌｨ「姉ちゃん！！！」
Aを必死に呼んでもぴくりとも動かねェ。
顔は青白くて、冷た過ぎる肌はまるで死んでるみてェだった。
ｻｶｽﾞｷ「なんじゃァ、まだ生きちょるのか！！？やはりAは生かしてはおけんのォ……！！！」
ｴｰｽ「赤犬！！！」
くそ、間に合わねェ！！
おれが二人を守ってやんなくちゃァならねェってのに……！！
ﾏﾙｺ「コイツらの命はやらねェ！！！」
ｴｰｽ「マルコ！！！」
ﾏﾙｺ「エース！！Aは死んじゃいねェだろい！？早くモビーに乗り込め！！！」
ｴｰｽ「悪い、ありがとう！！！……ジンベエ、ルフィを頼めるか！！？」
ｼﾞﾝﾍﾞｴ「勿論じゃ！！！」
まだAの息はあるんだ。
絶対に死なせねェ！！！
おれを助けるために死ぬなんて、そんなの許さねェからな、A！！！
ﾄﾞｺﾞﾝ!!!
ｴｰｽ「っ！オヤジ……！！」
オヤジが赤犬をぶっ飛ばしてた。
間違いねェ、オヤジが……怒ってる！！
ｻｯﾁ「エース、ジンベエ！！こっちだ！！！船医もいる！！」
ｴｰｽ「わかった！！！」
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ラキ(プロフ) - 優里さん» 優里さんコメントありがとうございます(*' ')*ぜひこれからの展開もお楽しみください(*´`*) (2018年2月23日 21時) (
レス) id: 1c425498f8 (このIDを非表示/違反報告)
優里 - エースと主人公の恋の展開がこれからどうなるかが気になります！ (2018年2月23日 0時) (レス) id: 8167dd067d (このIDを非表示/違反報告)
ラキ(プロフ) - リツさん» リツさんコメントありがとうございます！これからもお楽しみ頂けるよう努めますね(*^^*) (2018年2月11日 13時) (レス) id: 1c425498f8 (このIDを非表示/違反報告)
リツ(プロフ) - ラキさんの作品大好きです！更新頑張って下さい！ (2018年2月11日 8時) (レス) id: 14d43f0686 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フィアンマ | 作成日時：2018年2月11日 1時
