120話 ページ31
エースside
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貴「……っ！外輪船が！！」
最後に浮上してきた外輪船が、陸を走ってんじゃねェか！
しかも乗ってんのはスクアード……！！あの野郎何してんだ！！
ﾄﾞｺﾞｫ…ﾝ！！！
貴「オヤジ様……！！」
スクアード達が乗った船は、オヤジが片手で止めた。
オヤジを刺そうとした事を後悔してあんな事しやがったのかあいつ……！？
白ひげ「ここでの目的は果たした……もうおれ達はこの場所に用はねェ！！……！！ゲホ」
ｴｰｽ「オヤジ……！！」
白ひげ「船長命令だ……よォく聞け…白ひげ海賊団！！！……全員！！必ず生きて！！！無事新世界に帰還しろ！！！」
ビリビリとオヤジの声に篭った覇気を感じる。
確かに必要以上に戦う事なんざいらねェな。
白ひげ「行くぞォ！！！！野郎共ォ〜〜〜！！！」
雄々しい叫びを上げて、白ひげ海賊団が一気に走り出した。
その勢いはさらに増して海軍を一方的に押すくらいだ。
ｼﾞﾝﾍﾞｴ「エースさん、Aさん！！ルフィ君、前を走れ！！お前さん達ァ狙われとる！！」
ｴｰｽ「あァ、急ぐぞルフィ！！」
ﾙﾌｨ「勿論だ！！！」
走る足を速める。
オヤジも一番後ろだが、海兵を吹き飛ばしながらモビーに向かってる。
家族に、弟に、恋人に助けられた命だ……！！絶対に新世界に戻ってやる！！
「危ねェ！！！赤犬だ！！！」
「うわアアア！！！」
赤犬が追い付いてきやがった。
今おれはAを抱えてるしな……戦いたくはねェが……！！
ｻｶｽﾞｷ「エースを解放して即退散とは、とんだ腰抜けの集まりじゃのぅ、白ひげ海賊団。“白ひげ”は所詮先の時代の“敗北者”じゃけェ……！！！」
ｻﾞｯ
貴「エース……？」
ｴｰｽ「ハァ…ハァ…敗北者……？」
赤犬の言葉に足が止まる。
あいつは今何つった？
オヤジが敗北者だと……？
ｴｰｽ「取り消せよ……！！ハァ…今の言葉……！！！」
貴「乗っては駄目よエース！！早くモビーへ行きましょう！！」
ｴｰｽ「あいつオヤジをバカにしやがった……」
ﾙﾌｨ「エース！！！」
怒りが湧き上がってきて抑えが効かねェ。
おれはついにAも降ろして、赤犬に向かった。
貴「エース！！お願い……！離さないって言ってくれたじゃない……！！」
ｻｶｽﾞｷ「“白ひげ”は敗北者として死ぬ！！！ゴミ山の大将には誂え向きじゃろうが！！！」
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ラキ(プロフ) - 優里さん» 優里さんコメントありがとうございます(*' ')*ぜひこれからの展開もお楽しみください(*´`*) (2018年2月23日 21時) (
レス) id: 1c425498f8 (このIDを非表示/違反報告)
優里 - エースと主人公の恋の展開がこれからどうなるかが気になります！ (2018年2月23日 0時) (レス) id: 8167dd067d (このIDを非表示/違反報告)
ラキ(プロフ) - リツさん» リツさんコメントありがとうございます！これからもお楽しみ頂けるよう努めますね(*^^*) (2018年2月11日 13時) (レス) id: 1c425498f8 (このIDを非表示/違反報告)
リツ(プロフ) - ラキさんの作品大好きです！更新頑張って下さい！ (2018年2月11日 8時) (レス) id: 14d43f0686 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フィアンマ | 作成日時：2018年2月11日 1時
