118話 ページ29
貴女side
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腰にはしっかりエースの腕が回されていて。
まだ気を抜いてはいけないのに、どうしても安心してしまう……
ｴｰｽ「気ィ抜くなルフィ！！」
ﾙﾌｨ「おう！！！」
貴「エース！私……っ！？////」
邪魔になるから、と言おうとしたけれど……耳元でエースに“お前はおれが守るから離れるな”……なんて言われたら、黙るしかないじゃない……！
ｴｰｽ「A、ちと熱いぜ……“火柱”！！！」
貴「きゃっ……」
エースの炎で下にいた海兵達を一掃して、しっかりと着地する。
ｴｰｽ「戦えるかルフィ！！！」
ﾙﾌｨ「勿論だ！！！ハァ……！！！ハァ……！！！」
このままでは流石のエースも、戦い難くて二人共危険だから、と何とか降ろしてもらった。
それでも遠くへ行くなと釘をさされて……
二人の見事に息の合ったコンビネーションは、隊長達も関心するほど。
白ひげ海賊団達は逃げ道を作ろうと奔走する。
私は二人の背中を守りながら後ろを走る。
貴(おかしい……)
中将格の海兵の攻撃は、前の二人に向いていない。
明らかに私を狙っているわ。
何か意図でもあるのかしら……？
まあ、裏切り者を早く仕留めたいと言うなら納得ね。
しかし、消耗し始めた所にこれだけ攻撃を捌かなくてはいけないのは、キツいものがあるわねっ……！！
貴「あぐっ……！」
刹那、遠距離からの攻撃に意識が向いていなかった私を、二人の光線が襲った。
肩と脚に一発ずつ。
貴「ボルサリーノさんっ……！！」
肩はまだしも、脚に受けたのが悪かったわね。
少しバランスが崩れて、構えが乱れてしまった。
貴「あ……きゃあああ！！」
それを狙ったかのような一斉攻撃。
私は受け切れず、多数の傷を負ってしまった。
貴(ルフィとエースが……遠い……？)
気付けば二人は前へ前へと進んでいた。
ああ、でも……エースは解放されたわ。
もう休んでも大丈夫かしら……
膝をつこうと、身体の力を抜いた。
貴(少し……疲れちゃったわ)
ｴｰｽ「“火拳”！！！」
貴「え……エース……！？」
力を抜いた身体は、逞しい胸板に支えられ、見上げれば怒りで顔を歪めるエースがいた。
ｴｰｽ「おい！！てめェら……おれの女に手ェ出してんじゃねェよ！！！！」
ブワッとエースから炎が噴き出し、もう一度さらに強力な技繰り出して、エースは私を……所謂“お姫様抱っこ”にして走り出した。
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ラキ(プロフ) - 優里さん» 優里さんコメントありがとうございます(*' ')*ぜひこれからの展開もお楽しみください(*´`*) (2018年2月23日 21時) (
レス) id: 1c425498f8 (このIDを非表示/違反報告)
優里 - エースと主人公の恋の展開がこれからどうなるかが気になります！ (2018年2月23日 0時) (レス) id: 8167dd067d (このIDを非表示/違反報告)
ラキ(プロフ) - リツさん» リツさんコメントありがとうございます！これからもお楽しみ頂けるよう努めますね(*^^*) (2018年2月11日 13時) (レス) id: 1c425498f8 (このIDを非表示/違反報告)
リツ(プロフ) - ラキさんの作品大好きです！更新頑張って下さい！ (2018年2月11日 8時) (レス) id: 14d43f0686 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フィアンマ | 作成日時：2018年2月11日 1時
