116話 ページ27
貴女side
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貴「“指銃”」
「ぐあっ！！」
ﾙﾌｨ「姉ちゃん！！」
オヤジ様なら大丈夫……信じなくてどうするのよ。
あの人の誇りを守る人もいる。
なら私はルフィを守るわ……！！
貴「なっ……！！」
ﾙﾌｨ「エース！！！」
しかし再びエースの処刑が執行されようとしていた。
月歩で飛んで行こうにも、ルフィを置いては行けない。
ﾙﾌｨ「おらっ！！」
貴「はあっ！！」
倒しても倒してもキリが無い。
海軍の勢いは増すばかりで、中々先に進めない。
貴「やめて！！！」
届かない。
私はまた大切な人を失うの……？
サボみたいに────
あれ程自分の無力さを憎んだ日は無いわ。
だから、だから強くなろうと誓ったのに────
ﾙﾌｨ「やめろォ〜〜〜〜〜〜〜〜！！！！」
ﾄﾞｸﾝｯ!!
貴「え……」
バタバタと海兵も、白ひげ海賊団のみんなも次々と倒れていく。
これは間違いなく……覇王色の覇気！！
ｲﾜﾝｺﾌ「ヴァナタ今の！！」
ﾙﾌｨ「今助けるぞォ〜〜〜〜！！！」
まだ無自覚みたいね。
けれど強者ばかりが集められたこの戦場で、多くの失神者を出しているわ。
こんな力を私の弟は秘めていたのね……！！
白ひげ「野郎共ォ〜〜！！！」
貴「オヤジ様……？」
白ひげ「麦わらのルフィを全力で援護しろォ！！！！」
「｢「！！？」」」
ルフィを援護……！？
オヤジ様はルフィを試すとでも言うの……？
貴「凄い……」
一気に白ひげ海賊団の強者達がルフィのために道を作る。
その場にいる者達をどんどん引き付けていく……ルフィは今までもこうやって苦難を乗り越えてきたのかしら。
貴「ルフィ！背中は任せて前だけ見て進みなさい！！」
ミホークおじ様もダズ・ボーネスが、そしてダイルさんが止めて、イワさんの髪の中から現れたイナズマが処刑台への橋を架けた。
ｲﾅｽﾞﾏ「ルフィ君行け！！！」
ﾙﾌｨ「おう！！ありがとう！！」
石橋を駆け抜けるルフィの後ろに付いて私も走り、飛んでくる砲撃を斬ったりしてルフィをまっすぐ走らせる。
ﾙﾌｨ「来たぞ〜〜〜〜〜〜！！！エース〜〜〜〜〜！！！！ゼェ、ゼェ」
「行けェ麦わらァ〜〜〜！！！」
「エースの弟〜〜〜！！！」
もう処刑台は目前。
センゴクさんよりも先に……越えなくてはいけない壁が現れた。
ﾎﾞｺｫ…ﾝ!!
貴「おじいちゃん……！！！」
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ラキ(プロフ) - 優里さん» 優里さんコメントありがとうございます(*' ')*ぜひこれからの展開もお楽しみください(*´`*) (2018年2月23日 21時) (
レス) id: 1c425498f8 (このIDを非表示/違反報告)
優里 - エースと主人公の恋の展開がこれからどうなるかが気になります！ (2018年2月23日 0時) (レス) id: 8167dd067d (このIDを非表示/違反報告)
ラキ(プロフ) - リツさん» リツさんコメントありがとうございます！これからもお楽しみ頂けるよう努めますね(*^^*) (2018年2月11日 13時) (レス) id: 1c425498f8 (このIDを非表示/違反報告)
リツ(プロフ) - ラキさんの作品大好きです！更新頑張って下さい！ (2018年2月11日 8時) (レス) id: 14d43f0686 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フィアンマ | 作成日時：2018年2月11日 1時
