102話 ページ13
貴女side
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貴「で、でもルフィ……」
ﾙﾌｨ「んじゃァよ！細けェ事は後にして、エース助けたらまた話せばいいじゃねェか？」
貴「……ルフィの馬鹿」
ﾙﾌｨ「なんだと！！」
ムキーッと馬鹿呼ばわりに怒るルフィに、つい笑ってしまう。
おかしな顔をされたけれど、笑わないではいられないわ。
だってあんなに悩んでた事なのに……今は何だかスッキリとして、前に進もうとより強く思えてるんだもの。
貴「ありがとうルフィ……大好きよ」
ﾙﾌｨ「おう！！おれも姉ちゃん大好きだぞ！！」
まったく私の弟は……可愛いくて仕方が無いし、頼りがいがあり過ぎて困っちゃうわ！
ﾊﾞｷﾞｰ「今すぐ船を止めろ貴様ァ〜〜〜〜〜〜〜！！！」
ｼﾞﾝﾍﾞｴ「止まるわけなかろうが」
ﾙﾌｨ「お前らが降りろよ」
貴「あら、降りるならボートあるわよ」
ﾊﾞｷﾞｰ「降りられるか！！！折り紙つきで死ぬわ！！！」
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾌﾟﾙﾙﾙ……ｶﾞﾁｬ
ﾙﾌｨ「ん？もしもし」
海兵「こちら海軍本部」
ﾙﾌｨ「あ、おれルフィ」
「名乗るな海賊が！！！」
本部からの連絡……もう私の裏切りなんて知られてるわよね。
それにしても名乗っちゃうなんて、ルフィは馬鹿正直ね。……良い意味で。
海兵「今回の大脱獄事件の“主犯”は二名！！」
海兵「海賊“麦わらのルフィ”──そして同じく海賊“道化のバギー”！！！」
ここに来て名前が出てきたバギーに、囚人達は驚くが、その驚きは止まらなかった。
なんとバギーは海賊王の船に乗っており、さらにはシャンクスと兄弟分だと言う。
海兵「その艦には“ジンベエ”、“クロコダイル”、“イワンコフ”を始め、曲者200人以上の脱獄囚が乗船している事も確認済み……！！！」
海兵「さらに海軍本部中将であるはずの“A”の裏切りも既に伝わっている！！！これは断じて許されない行為である！！！」
貴「……おじいちゃんに謝らないと……」
通信を切ろうとするあちらに、ルフィは叫んだ。
ﾙﾌｨ「おい！！待て海軍！！！エースは必ず助け出す！！！お前ら芋洗って待ってろ！！！」
ｶﾞﾁｬ…
貴「…………ルフィ、それ“首を洗って”じゃないかしら？」
他の面々からも一斉にツッコまれるルフィ。
ちょっと阿呆な一面が露見したわね。
でもそんなルフィも可愛いわ……！
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ラキ(プロフ) - 優里さん» 優里さんコメントありがとうございます(*' ')*ぜひこれからの展開もお楽しみください(*´`*) (2018年2月23日 21時) (
レス) id: 1c425498f8 (このIDを非表示/違反報告)
優里 - エースと主人公の恋の展開がこれからどうなるかが気になります！ (2018年2月23日 0時) (レス) id: 8167dd067d (このIDを非表示/違反報告)
ラキ(プロフ) - リツさん» リツさんコメントありがとうございます！これからもお楽しみ頂けるよう努めますね(*^^*) (2018年2月11日 13時) (レス) id: 1c425498f8 (このIDを非表示/違反報告)
リツ(プロフ) - ラキさんの作品大好きです！更新頑張って下さい！ (2018年2月11日 8時) (レス) id: 14d43f0686 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フィアンマ | 作成日時：2018年2月11日 1時
