太宰in中也2 ページ45
｢入れ替わったというわけだね｣
太宰は自分の身体を見た
いつもより小さい身長
筋肉の多さ
｢チビのくせにムカつく｣
この体で自 殺してやろうかと企んだが深白の夫であることを思い出し、踏みとどまった
太宰は深白から作戦の全容を聞き、手伝っていた
｢あっちは上手くやっているかな｣
ー探偵社
｢太宰お前遂に妹に手を出したか...｣
国木田が眼鏡をカタカタ揺らしながら同僚の羞恥を見ないようにしていた
｢俺は｣
深白にツンとつつかれた
太宰のマネをしろという事だ
｢私はシスコンではない｣
｢シスコンだろう｣
そう言われてしまうと中也は否定したくない、否定出来る部分がない
バンッ
扉があく音と共に宙也と美桜が入ってきた
｢ママー！｣
あらかじめ深白が呼んでいた二人だ
宙也と美桜は深白に抱きついた
その後太宰に抱きつこうと見て美桜が首を傾げた
｢どうしたの？美桜｣
｢...パパ？｣
太宰in中也を指さした
｢違うよ治お兄ちゃんだよ｣
｢...なんか違う｣
見事な観察眼だ
見た目は全く同じ、息遣い 立ち方あらゆる中也のクセを見破ったのだ
｢パパが治お兄ちゃんの中に入るわけ｣
宙也は太宰の皮を被った中也と言っているのだと思っていた
｢あ、入るか｣
｢手前｣
太宰in中也が宙也のこめかみをグリグリと押した
｢あーこれパパだ いたタタい！｣
｢俺がどこに入るって？｣
｢治お兄ちゃんの中なら入れるかなって｣
｢入れない！つか入りたくもねぇ！｣
｢...入ってるよね？｣
｢美桜の正論が1番辛い｣
あぁーと悶えていた
深白が宙也に耳打ちをした
｢...パ、パ｣
｢どうした？｣
｢パパはチビだから入るよ｣
｢うるせぇ！！｣
ガゴッ
｢痛ッ！｣
深白が声をあげた
｢何故私！？｣
｢手前が言ったんだろうが！｣
バレていた
すっかり忘れていたがここには国木田がいる
つまり今の会話で現状を知られてしまった
｢太宰の身体の中にポートマフィアの幹部が入っているだと！｣
｢そーだよー、やっと分かった？｣
たんこぶを作った深白は頭を抑えながらわらった
｢さっさと元に戻せ！｣
｢本当にいいの？｣
国木田の動きが止まった
｢お兄ちゃんだと仕事サボるかもしれない
けど中也ならちゃんと仕事はするし、早いし、それに私も手伝うから
仕事率が2倍に増えるよ｣
｢コホンッ、まあ少しぐらいならいてもいいぞ｣
｢どーもー｣
国木田は仕事率が2倍という言葉に負けた
ちょろいぜ男ども
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まりの(プロフ) - 読み尽くしました(=ﾟωﾟ)ﾉ 此の作品の画像がキレイで中也カッコよすぎて大好きです！ 面白いですね(*´∀`)♪ (2017年4月16日 19時) (
レス) id: 6acbcb6175 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこリュナ(プロフ) - 天然たわし気に入りましたマジでww中也君と宙也君の会話面白いですww突込みがww (2016年9月15日 21時) (レス) id: eef97769f4 (このIDを非表示/違反報告)
深白(プロフ) - ひよこリュナさん» ありがとうございます！天然タワシ自分でいうのもあれなんですけどお気に入りです（笑）これからもよろしくお願いします (2016年9月13日 23時) (レス) id: 15a48c8a74 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこリュナ(プロフ) - 天然たわしって…wwいいですね！！ (2016年9月4日 8時) (レス) id: eef97769f4 (このIDを非表示/違反報告)
深白(プロフ) - 夢見草さん» 気に入っていただきありがとうございます！夢主もお褒め頂くとは本当に嬉しいです！ (2016年8月14日 23時) (レス) id: 15a48c8a74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：深白 | 作成日時：2016年8月10日 0時
