タラシ2世 ページ33
｢宙也ただいま｣
｢おかえり｣
コソコソと話す2人の目線の先には深白と美桜が眠っていた
｢さっき寝たところだよ｣
｢そうか宙也お風呂入ったか？｣
｢入ってないよ｣
｢一緒に入るか｣
｢うん！｣
お風呂セットを持ち、湯船に浸かると少し熱かったが段々慣れてきた
アヒル隊長が湯船を散策している
｢宙也好きな子とかいるのか？｣
｢あわわぁ｣
宙也は湯船の中で暴れてた
｢その様子だといるな誰だ？｣
｢...鏡花ちゃん｣
｢あはははは！｣
｢パパ！！｣
｢悪ぃ悪ぃ｣
中也も6歳年下の深白と結婚して年の差カップルなどと呼ばれたがまさか息子まで年の差だとは思わなかった
やはり血は争えない
｢パパはいつからママの事が好きなの？｣
中也は昔のことを思い出した
｢あいつが8歳の時からだな｣
｢え！？早いよね｣
｢まぁそうだな｣
｢ロリコン...｣
｢その言葉どこで聞いた！？｣
息子からの無垢な言葉は胸に刺さる
｢でもママもずっとそこから好きだったのかな？｣
｢さあな、けど16歳の時告白したしな｣
｢早いって...｣
｢それで結婚までしたからな｣
｢ママ！騙されてるよ！｣
｢騙してねぇ｣
宙也がどこかしら中也に対して不信感が募ってきたのかジト目で見ていた
｢パパはそれまでママ以外の人と付き合ってたの？｣
｢まあそれなりにな｣
｢...浮気者｣
宙也がどんどん辛烈になっていく
将来中也に対して毒舌になりそうだ
｢あがるか｣
｢逃がさないよ！｣
逃げるつもりはねぇよと思いながら湯船に戻った
｢はいはい何でもどうぞ｣
｢パパってえっと...タラシなの？｣
意味が分かっていないようだがその言葉を出した
｢そのつもりはねぇよ｣
｢嘘だよ！治お兄ちゃんが言ってたもん！
｢中也はチビでタラシなクソ野郎なんだよ｣って！｣
後で太宰はボコられる
｢俺はチビでもタラシでもクソ野郎でもねぇ！！｣
｢ふーん｣
もういいだろとお風呂をあがった
顔が赤くなっていてのぼせたようだった
｢宙也、好きな人がいるのはいいが相手は選べよ｣
｢...うん、なら美桜にする｣
｢やめろ｣
さすがに妹に手を出すな
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まりの(プロフ) - 読み尽くしました(=ﾟωﾟ)ﾉ 此の作品の画像がキレイで中也カッコよすぎて大好きです！ 面白いですね(*´∀`)♪ (2017年4月16日 19時) (
レス) id: 6acbcb6175 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこリュナ(プロフ) - 天然たわし気に入りましたマジでww中也君と宙也君の会話面白いですww突込みがww (2016年9月15日 21時) (レス) id: eef97769f4 (このIDを非表示/違反報告)
深白(プロフ) - ひよこリュナさん» ありがとうございます！天然タワシ自分でいうのもあれなんですけどお気に入りです（笑）これからもよろしくお願いします (2016年9月13日 23時) (レス) id: 15a48c8a74 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこリュナ(プロフ) - 天然たわしって…wwいいですね！！ (2016年9月4日 8時) (レス) id: eef97769f4 (このIDを非表示/違反報告)
深白(プロフ) - 夢見草さん» 気に入っていただきありがとうございます！夢主もお褒め頂くとは本当に嬉しいです！ (2016年8月14日 23時) (レス) id: 15a48c8a74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：深白 | 作成日時：2016年8月10日 0時
