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探偵社に訪問 ページ26

探偵社は今日もいつも通り騒がしい

「太宰ー!仕事をしろ!」
「えー国木田君がやっておくれよ」
「何故俺がしなければならないのだ!」

太宰の机の上には書類の山が大量にありそこには謝罪文の要請や次の依頼の内容など重要なことばかり残っている
「それより聞いておくれよ、敦くん」
「無視をするな太宰!」

「深白からの連絡が最近ないんだよ」
「子育て忙しいんじゃないですか」
「...それもなんだよ」
「何がですか?」
「深白がね!私の甥と姪を見せに来ないんだ!」
...一応太宰も探偵社の一員でありマフィアの幹部に簡単に会えるものではない

「もう最終手段だ!マフィアのアジトに潜りこむ!!」
「え、ちょっと待って下さい」
立ち上がり今には走り出しそうな太宰を足に捕まり必死に止めた

ガチャッ
探偵社の扉が開いた
太宰の目がキラキラと輝きを放った
「深白!!」
『お兄ちゃん...また仕事してなかったの?』
呆れ顔でため息をついた

「それより深白その子は?」
深白の腕には女の子の赤ちゃんがいた
『んー?お兄ちゃんの姪だね』
「抱っこさせてくれ給え!」
仕方ないなーと太宰に美桜を渡した

ガチャッ
その時また探偵社の扉が開いた
「な、ポートマフィアだと!」
国木田が臨戦態勢をとると続いて態勢をとっていった

『私もポートマフィアなんだけどー?』
深白の呑気な声が突っ込み不足で消えていった

「ポートマフィアが何のようだ!」
拳銃を向けられた先には中也がいた
正しくは中也と宙也がいた
「今日は何もするつもりねぇよ」
降参だというように片手をあげた

数秒考え国木田は拳銃をおろした
「おい、青鯖ー!美桜を何抱いていやがんだ!」
「うるさっい!中也に似てない可愛い美桜を抱っこして何が悪いの」
舌打ちをうち宙也を床におろした

1度中也の顔を見た
「行ってこい」
「うん!」
小さな脚で走っていった

探偵社に訪問2→←another 天然タワシ



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まりの(プロフ) - 読み尽くしました(=゚ω゚)ノ 此の作品の画像がキレイで中也カッコよすぎて大好きです! 面白いですね(*´∀`)♪ (2017年4月16日 19時) (レス) id: 6acbcb6175 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこリュナ(プロフ) - 天然たわし気に入りましたマジでww中也君と宙也君の会話面白いですww突込みがww (2016年9月15日 21時) (レス) id: eef97769f4 (このIDを非表示/違反報告)
深白(プロフ) - ひよこリュナさん» ありがとうございます!天然タワシ自分でいうのもあれなんですけどお気に入りです(笑)これからもよろしくお願いします (2016年9月13日 23時) (レス) id: 15a48c8a74 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこリュナ(プロフ) - 天然たわしって…wwいいですね!! (2016年9月4日 8時) (レス) id: eef97769f4 (このIDを非表示/違反報告)
深白(プロフ) - 夢見草さん» 気に入っていただきありがとうございます!夢主もお褒め頂くとは本当に嬉しいです! (2016年8月14日 23時) (レス) id: 15a48c8a74 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:深白 | 作成日時:2016年8月10日 0時

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