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婚姻届 ページ2

深白と中也は自室..中也の部屋で書類に筆を滑らしていた


[氏名]
中原中也 平成6年4月29日

森深白 平成12年11月7日

『中也、小原小也じゃないの?(・∀・)ニヤニヤ』
「お前誕生日初めて出したんじゃね?」
『無視!?』


『これって私首領かな?』
「そうだろうな」
『中也は?』
「紅葉姐さん」

[父母の氏名・父母との続き柄]
母 尾崎紅葉 続き柄
長男
父 森鴎外 続き柄
長女

『中也の方?』
「俺、森を名乗りたくねぇよ」
『首領泣くよ?』
[婚姻後の夫婦の氏]
☑夫の氏
□妻の氏


『...中也どうしよう、これ8歳の頃からだよ』
「..仕方がねぇ正直に書け」
[同居を始めた日]
平成20年 11月7日


『大問題発生!!職業書けって!
ここも正直に!?』
「馬鹿か捕まるわ!一応2人とも自営業ってことになってる」
[夫婦の職業]
夫 自営業
妻 自営業

書く手を止まりペンの置く音がコトリと聞こえた

『ここの証人は普通は首領と紅葉姐さんだけど...お願いがある』
「...言ってみろ」

『...お兄ちゃんに証人して貰いたい』
太宰は敵対組織の社員だ
無理だ、それが普通の答えだ
だが中也は優しい顔をした

「深白、それは難しい話だ」
深白は俯いた
「けど一生に1度の物だ深白の特権を使おう」
エッと顔をあげた

『遊法案だ!』
それだと指を指した
遊法案とは深白のみが使えるマフィアの最上級の命令法だ

「まずは首領に証人を貰いにおこう」
『うん!』
深白は手を繋ぎ、執務室へ向かった

「と言う事です。」
一連の話を話終えた

「なるほど、まずは私は証人の1人として選んでくれてありがとう」
万年筆を持ち、片方の証人の欄に名前を書き込んだ

「そして遊法案を使ってまで太宰くんに証人してもらいと、中也くんはいいのかね?」
「俺は深白が望むならそれでいいです」

そうかと軽く返事し、深白を見た
そして繋がってる2人の手も見た

「許可しよう」
『ありがとうござー「ただし条件がある」』
深白の言葉を遮ってまで言いたいこと
それはなんとも意外な事であった

「きちんと深白くんの兄と話してきなさい」
太宰と結婚の話を承諾を貰い、証人も貰ってこいというものであった
それはわざわざ話す機会を与えたのである

『はい、ありがとうございます』
深白と中也は一礼し、執務室を出ていった。




「深白ちゃんが巣立っちゃう!悲しい!!」
と森が机を濡らしていたというのは誰も知らない

太宰との話し合い→←プロローグ



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まりの(プロフ) - 読み尽くしました(=゚ω゚)ノ 此の作品の画像がキレイで中也カッコよすぎて大好きです! 面白いですね(*´∀`)♪ (2017年4月16日 19時) (レス) id: 6acbcb6175 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこリュナ(プロフ) - 天然たわし気に入りましたマジでww中也君と宙也君の会話面白いですww突込みがww (2016年9月15日 21時) (レス) id: eef97769f4 (このIDを非表示/違反報告)
深白(プロフ) - ひよこリュナさん» ありがとうございます!天然タワシ自分でいうのもあれなんですけどお気に入りです(笑)これからもよろしくお願いします (2016年9月13日 23時) (レス) id: 15a48c8a74 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこリュナ(プロフ) - 天然たわしって…wwいいですね!! (2016年9月4日 8時) (レス) id: eef97769f4 (このIDを非表示/違反報告)
深白(プロフ) - 夢見草さん» 気に入っていただきありがとうございます!夢主もお褒め頂くとは本当に嬉しいです! (2016年8月14日 23時) (レス) id: 15a48c8a74 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:深白 | 作成日時:2016年8月10日 0時

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