小話 ページ6
文字を知らなかった深白は太宰や中原に教えてもらい、文字を覚えていった。
その時のお話･･･
｢見て！｣
深白は自分で書いた字を太宰に見せた。
｢太宰、ははｗ。深白自分の名字書いたのかい。｣
｢え？名字？｣
｢そう、家の名前だよ。｣
｢へぇー･･･｣
深白は何か思い付いたように立ち上がった。
｢ちょっと、中也の所行ってくる！｣
｢気を付けてね。｣
バタバタとその部屋を出た。
バンッ
｢中也！！｣
｢お前らは静かにドアを開けられねぇのか！！
で、どうした？｣
｢あのねあのね！！教えて欲しいんだ！文字！｣
｢文字？何の文字だ？｣
｢えっとね･･･｣
深白は中原に教えてもらった文字を紙に書き、再び太宰のいる部屋へと帰ってきた。
バンッ
｢ただいま！！｣
「深白、ドアを静かに開けようね。」
｢治もしてないからいいの。それよりこれ見て｣
深白は先ほどならった字ともともと知っていた字が書かれた紙を太宰に見せた。
｢どれどれ、｣
『太宰治』
｢私の名前？｣
｢そう！治の名前！！これでその下に｣
深白は治の下に文字を書き足した。
『太宰治
森深白』
｢これで完成！！｣
｢何が完成したんだい？｣
｢これは表札なの！｣
｢表札？｣
｢そう、ここには私と治がいますよーっていう。｣
｢それにね･･･私治の名前好きだから！
それに治の文字かけて嬉しいんだ！！｣
｢嬉しいのか･･･そうか深白……｣
｢うん！治大好き！！｣
大変だよ中也。
私、ロリコンかもしれない。
深白が可愛すぎてしかたがない！！
ギュッ
太宰は深白を抱きしめた。
｢ありがとう！私も深白のこと好きだよ｣
｢えへへ、｣
深白はてれながら太宰を抱きしめかいした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 98人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「中原中也」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
伊月千歳@白咲智歌(プロフ) - 鬼ごっこ1の、「ドレスにみをまとった」のところは「ドレスを身に纏った(ドレスをみにまとった)」だと思います。 (2017年11月21日 17時) (
レス) id: e71731f15b (このIDを非表示/違反報告)
深白(プロフ) - ツバキさん» すいません学習不足でしたできるところは訂正させていただきます (2016年7月14日 20時) (レス) id: 15a48c8a74 (このIDを非表示/違反報告)
深白(プロフ) - 瑠奈さん» は！間違えました。16歳はマフィアに振り回されています3によく出ます！ (2016年7月14日 20時) (レス) id: 15a48c8a74 (このIDを非表示/違反報告)
深白(プロフ) - 瑠奈さん» エリスは出ますよー次のシリーズでかなりでますよ！ (2016年7月14日 20時) (レス) id: 15a48c8a74 (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ - 太宰さんは自分のこと私って言いますよ？ (2016年7月14日 20時) (レス) id: 0d1dc4b4f1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：深白 | 作成日時：2016年5月31日 19時
