別れ3 ページ35
「深白、早速本題に入ろうか」
張り付けた笑顔で深白を見る森
『何?外に出た罰?拷問かしらそれとも処刑?』
にこりともせず言葉を出す深白
「深白、いいかげんにしろ。」
そんな2人に冷や汗をかく中原
「深白、罰など与えないよ。そうではなく質問だ。」
『質問?』
「そうだ。深白マフィアにならないか?」
「・・・ッ!首領お言葉ですがー「中原くんは黙っておきなさい。今深白に聞いている。」
「どうする、深白ちゃん?」
『……ッ』
深白は心の中で葛藤していた。
(強くなるためには一番早い道だ。マフィアとなれば人を傷つけることもあるだろう。織田作との約束が・・・)
「君は人を守りたいんだろう。強くなるためにはマフィアになればいい。」
(強さがほしい・・・)
バンッ!
机のたたく音で深白は現実のせかいへ戻った。
「深白!お前が弱いから太宰くんは君を置いていったんだ!」
『・・・違う』
「お前が弱いから足でまといだから」
『・・違う』
「お前は捨てられたんだ!」
『違う!!』
深白は立ち上がり森につかみかかった。
「中原君」
森の指示で深白を森から離した。
そして肩固めをされ床へひれ伏した。
床から立っている森を睨んだ。
「さぁ、どうする?捨てれたかわいそうな深白ちゃん?」
『黙れ!』
暴れる深白を中原が抑えた。
「どうする?
今のお前では誰も守れない。
今のお前では自分も守れない。
今のお前では大切な人を殺す。」
『・・・ッーてやる。』
「なんだい?」
『なってやる!マフィアになって皆、皆守る!』
「そうか、中原くん」
中原に深白を離させた。
森は深白に手を差し伸べた。
「歓迎しよう。森深白。
君は今から仲間だ。」
森深白その名は森の養子、首領のお気に入りではなく、マフィアの深白となった。
深白は7歳児を終わらせた。。
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伊月千歳@白咲智歌(プロフ) - 鬼ごっこ1の、「ドレスにみをまとった」のところは「ドレスを身に纏った(ドレスをみにまとった)」だと思います。 (2017年11月21日 17時) (レス) id: e71731f15b (このIDを非表示/違反報告)
深白(プロフ) - ツバキさん» すいません学習不足でしたできるところは訂正させていただきます (2016年7月14日 20時) (レス) id: 15a48c8a74 (このIDを非表示/違反報告)
深白(プロフ) - 瑠奈さん» は!間違えました。16歳はマフィアに振り回されています3によく出ます! (2016年7月14日 20時) (レス) id: 15a48c8a74 (このIDを非表示/違反報告)
深白(プロフ) - 瑠奈さん» エリスは出ますよー次のシリーズでかなりでますよ! (2016年7月14日 20時) (レス) id: 15a48c8a74 (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ - 太宰さんは自分のこと私って言いますよ? (2016年7月14日 20時) (レス) id: 0d1dc4b4f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:深白 | 作成日時:2016年5月31日 19時