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ーーーーッ
チラッと目が合った。何でこんな時に……
動揺してフッと目を逸らしてしまった。視界の端で彼がカウンター席に座ったのが見えた。とりあえずそんなことより。
とにかく今はこの人をどうにかしないと。
「あのね…もう浮気がどうのとか何も思ってないよ。もう何もないの。気持ちがない…もう好きにはならないよ」
「あんなに俺のこと大切にしてくれてたじゃん。」
「それは付き合ってたから…でももう過去の話だよ」
「まだ好きな気持ちは残ってるでしょ？」
「それはない…」
「嘘つくなよ。」
「好きな人いるの。私。」
目の前で固まっている。好きな人がいるとは考えなかったんだろうか。
「……でも俺のことも好きでしょ？」
「だから、何でそうなるの…。」
「付き合ってるの？」
「付き合って…ないけど…」
「じゃあ俺にもチャンスあるじゃん？」
そう言って手を握られる。
「絶対後悔させないから。信じられないなら、一週間、いや一ヶ月、付き合って。お願い。」
じっと目を見つめられる。
「……何があったか知らないけど…付き合わないよ。ごめんね。」
そう言って手を離し、席を立った。
「もう話すことはないから…。お金は払っておくから。」
そう言ってもう帰るように促した。
「何でだよ。こんなに言ってるのに。俺の気持ち伝わんないのかよ。」
「伝わってるよ…伝わってる。でももう遅すぎた。付き合うとかは本当に考えられない。ごめん…」
はぁ…とため息をつかれてのろのろと席を立つ。
やっと諦めてくれたか。
少し安堵しながら扉を開けようとしたら、グッと顔を掴まれて唇を押し付けられた。
「………っ！」
ドンッと胸を押す。唇に残った感触を手で覆った。
するとガッと強く肩を押さえつけられた。
「だからさ、言ってるじゃん。俺が幸せにするって！お前には俺しかいないだろ！？俺を分かってくれるのも、お前を分かってあげられるのも、俺しかいないだろ！？」
掴まれた肩が痛い。
「は、離してよ…」
「離さないよ。お前が頷くまで離さない。」
店の中で、お客さん達がどうしたどうしたと、こちらに注目をし始めた。これは、お店に迷惑がかかる。
「とりあえず外出よう…話はそれから…」
「逃げるなよ。」
「お願い……」
「ちょっと。」
そう言って誰かが私の肩を掴んでいた手をグッと掴んだ。
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プシラブ(プロフ) - にくまんさん» すみません！出来ました…！ご丁寧にありがとうございます…🙇♀️ (11月1日 2時) (
レス) id: 1211b73cd8 (このIDを非表示/違反報告)
にくまん(プロフ) - プシラブさん» コメントありがとうございます。secretですがR18設定をしているので、プシラブさんご自身がR18コンテンツフィルタをNG設定にされているかもしれません。マイページ→設定より下部付近に18コンテンツ設定がありますのでご確認くださいませ⭐︎ (11月1日 1時) (レス) id: 07d191a8ef (このIDを非表示/違反報告)
プシラブ(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いてます…！続編楽しみに待ってます…！！あとすみません…。secretが見当たらず…。まだ公開されていないというだけでしょうか…。もしそうでしたら本当に急かしている様に感じてしまうかもしれませんが、決してそういったことでないので…。 (11月1日 0時) (レス) @page43 id: 1211b73cd8 (このIDを非表示/違反報告)
にくまん(プロフ) - かなこさん» ありがとうございます。嬉しいお言葉にぶるぶる震えております。近いうちに更新予定ですのでお楽しみに。 (10月31日 20時) (レス) @page45 id: 07d191a8ef (このIDを非表示/違反報告)
かなこ(プロフ) - サイドストーリーも続編も楽しみに待ってます🥰 (10月30日 20時) (レス) @page45 id: cd18282d70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にくまん | 作成日時：2023年10月23日 0時
