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第41ショー ページ43

〜コナン(新一)side〜









俺は蘭と一緒に街へ買い物へ出掛けていた途中、見覚えのある人物を見つけ立ち止まった



駆けつけてみるとそこには静かに涙を流すAがいた




そして今









コナン(新一)「ここなら人通りも少ねーし気兼ねなく話せるだろ」









A「うん…ありがとう新一…ニコ」









力無く笑う彼女に俺は胸が痛んだ









コナン(新一)「無理して笑うなっての、ゆっくりでいいから話してみろ。おめーの気が済むまで俺が隣にいてやっからよ。」









A「…ありがとう…っ」









そう言うとAは涙を流しながらも口を開いた









A「実は、ね。好きな人ができたの…」









俺は一瞬思考が停止した









コナン(新一)「好きな、人…?」









俺が疑問気に言うとAは静かに頷いた









A「…まあ、驚くよね。男の人に一切興味を示さなかった私が誰かに恋をするなんて、自分でもありえないことだって思っちゃうもん…」









そう言って切なげな顔をするAを見て俺は何故か胸が苦しくなった



そんな胸の苦しさを紛らわすように俺は言葉を発した









コナン(新一)「いきなりだったからつい驚いちまっただけだよ、おめーだって立派な1人の女子なんだからあたりめえだろ。」









俺がそう言うとAは目を丸くして俺を見つめた









A「あ、ありがとう。新一がそんな風に言ってくれるなんて、なんか意外…」









コナン(新一)「な、どういう意味だよ……それで、そいつとの関係で何かあったのか?」









A「その人と何かあったっていうのもそうなんだけど…その人のことを好きな子がいてね、たまたま告白してるところ聞いちゃってさ。でも私はその人と約束を果たしたらお互いの想いを伝えるっていう風に重ねて約束したから、その時その人が相手のこと思って返事を考えるって言ったことに私はショック受けてさ。冷静でいられなかった私はその人が引き止めてくれたのに酷いこと言って飛び出してきちゃったの…ほんと、馬鹿だよね」









辛そうにそう話す彼女の横顔に俺の心は強く締め付けられた




そして自分でも不思議なくらい熱のこもった声で俺は言った









コナン(新一)「馬鹿なんかじゃねえよ」

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めぐ(プロフ) - 続編出していただけるんですか!めっちゃ楽しみです!続編頑張ってください! (2019年5月13日 8時) (レス) id: 3bbedfaffd (このIDを非表示/違反報告)
菜ノ花桜(プロフ) - めぐさん» ありがとうございます。これからもよろしくお願い致します。 (2019年5月12日 21時) (レス) id: 99ef0c82f2 (このIDを非表示/違反報告)
めぐ(プロフ) - 最高です! (2019年5月12日 17時) (レス) id: 3bbedfaffd (このIDを非表示/違反報告)
菜ノ花桜(プロフ) - めぐさん» ありがとうございます。頑張らせて頂きます。 (2019年5月12日 17時) (レス) id: 99ef0c82f2 (このIDを非表示/違反報告)
めぐ(プロフ) - 更新楽しみに待ってます (2019年5月10日 21時) (レス) id: 3bbedfaffd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:菜ノ花桜 x他1人 | 作成日時:2019年4月23日 14時

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