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第38ショー ページ40

〜Aside〜









A「泊まるって…さ、さすがにまだ会ってからそんな経ってないし、早いっていうかなんていうか……ま、まだちゃんとそういう関係なってないからだめ!」









顔を赤くしながらも私がそう答えると









快斗「そうだったな。わりい…」









寂しげな表情でそう呟く彼を見て思わず私は口走った









A「…やっぱり、いいかも」









言った後に自分でしまったと思った頃にはもう遅かった









快斗「まーじい?やったぜ!」









態度が一気に急変する彼を見て私は唖然とした









A「な…っ!もしかしてさっきのって」









快斗「そう、演技だぜ?」









やってやったと言わんばかりの顔をする彼



まんまと騙された私は深くため息をついた









A「油断ならなすぎるし」









快斗「騙される方がわりーんだよ」









そうやって子供ぽい悪戯な笑みをする彼を見て私は自然と心が温まった









A「ムカつくけどもういいや…じゃあ一晩よろしくお願いしますよ、快斗くん?」









快斗「お、おう」









改まってそんなことを言われたせいか快斗はきょとんとした顔をする









A「…ま、とりあえず夕飯作らないとだよね。」









快斗「ん、ああ………あ」









A「どうかしたの?」









彼はやばいと言わんばかりの顔をした









???「快斗ー!ご飯出来たから呼びに来たよー。今日は部屋の明かりついてるしいるんでしょ?」









だんだんと階段を上り近づいてくるその声に私自身冷や汗をかいた









快斗「…こっちこい。ボソッ」









小声でそう言うと快斗は私をクローゼットの中に入れて扉を閉めた




その瞬間









ガチャ









ドアの開く音がした









青子「もうー、そんなとこで何してるの?早くご飯食べにおいでよ!」









快斗「わあってるよ!先に行ってろって」









声の主はやはり青子ちゃんだった









青子「人が親切に呼びに来たっていうのに…それで、Aちゃんは無事だったの?」









急な自分の話題に私は心臓が強く鳴った

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めぐ(プロフ) - 続編出していただけるんですか!めっちゃ楽しみです!続編頑張ってください! (2019年5月13日 8時) (レス) id: 3bbedfaffd (このIDを非表示/違反報告)
菜ノ花桜(プロフ) - めぐさん» ありがとうございます。これからもよろしくお願い致します。 (2019年5月12日 21時) (レス) id: 99ef0c82f2 (このIDを非表示/違反報告)
めぐ(プロフ) - 最高です! (2019年5月12日 17時) (レス) id: 3bbedfaffd (このIDを非表示/違反報告)
菜ノ花桜(プロフ) - めぐさん» ありがとうございます。頑張らせて頂きます。 (2019年5月12日 17時) (レス) id: 99ef0c82f2 (このIDを非表示/違反報告)
めぐ(プロフ) - 更新楽しみに待ってます (2019年5月10日 21時) (レス) id: 3bbedfaffd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:菜ノ花桜 x他1人 | 作成日時:2019年4月23日 14時

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