怪盗キッドの憂鬱

第8ショー ページ10

〜コナンside〜









コナン「やっと追いついたぜ！念の為A姉さんに追跡機能の付いてるガスマスクつけといて正解だったな！」









A「え、うっそ！？そんなことって……」









キッド「ﾊｯ…ずいぶん必死なこったな探偵！」









コナン「るせー！てめーが悪さしても大丈夫なようにしただけだ！」









キッドのやつ、調子に乗りやがって！









A「ところで話って一体……」









何の話をしようとしてたんだ…？









キッド「仕方ありません。邪魔者が入ってしまったので今日は帰ります。すみませんねお嬢さん。ﾁｭ」









コナン「！？」









Aの手にキスを…！あいつ！









A「え、あ、はい…？」









するとAは気の抜けたように顔を赤くした








あいつ、馬鹿だ…









キッド「それではまた今度、満月の夜に月下の淡い光の中でお会いしましょう！ﾊﾟﾁﾝ」









コナン「逃がすか…！！ｼｭｯドンッ」









ボール、届くか…！









一か八かで俺はボールを蹴った









キッド「読まれてたのはお互い様みてーだな、小さな探偵さん？ｽｯ」









コナン「あのやろー……」









また逃しちまった！情けねえ……！









俺がそんなことを考えているとAが予想外の言葉を発した









A「コナンくんさ、新一なんでしょ？」









コナン「へ……？」









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