3話 ページ5
あれから1ヶ月
ヒーロー科と普通科、更には学年も違うとなるとなかなか会うことはなかった
「昼休み先生に呼ばれてるから行くね」
『わかったー』
お昼一人か。
何食べようかな。
うどんでいっか。
『いただきます。』
美味し...
「席ほとんどあいてねーじゃん！」
「上鳴先に席とっといてくれ！」
「はいよ！」
上鳴先輩、と確か切島？先輩
「お、Aちゃん！久しぶりじゃん！」
『お久しぶりです』
「ここ、いい？4人なんだけどさ」
『どうぞ』
「一人なの？」
『今日は友達が先生に呼ばれてて』
「そっか」
「Aちゃんって何か好きなもんある？」
『好きな物... キャラメルマキアート、ですかね』
「へー！なんかジョシ！って感じだな！」
「俺はねぇ...」
またそういう勘違いされそうなことを...
でも上鳴先輩って思ったより話しやすい。
あんまりタイプじゃないけど悪くないな...
年上、いいかも。
「Aちゃん、愚痴とかないの？先輩なんでも聞いちゃうぞー！」
『ふふっ ありがとうございます！』
『じゃあ聞いてください、最近父の過保護が加速してきて......』
一方通行の会話も聞いてくれてる優しい人。
「あっ、おーい！切島ー！こっち！」
「おー！」
「紹介するな、この赤いのが切島」
「よろしくな！」
「黒いのが瀬呂」
「瀬呂範太です。よろしくね」
「で、このツンツンが爆豪」
「だァれがツンツンだアホ面ァ！！」
「こいつら全員俺と同じ2年A組」
「で、こっちが響Aちゃん」
『1年C組の響Aです、よろしくお願いします。切島先輩、瀬呂先輩、爆豪先輩。』
「んじゃあ、飯食おうぜー！」
「おう！」
喫茶店にいたのこの4人か...
なんか一気に賑やかになっちゃった。
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作者名：sky | 作成日時：2023年3月28日 14時
