9時間目 ページ11
現実世界から戻った私達はとりあえず近くのカフェに入った
もちろん蒼夜も一緒にね
注文した物も運ばれ一息付くと少年が口を開いた
「音海さん、アレ(ｹｶﾞﾚ)って何？」
やっぱりそうだよねぇ
「アレはケガレ。禍野と呼ばれる異世界の住人で呪力を手に入れる為人間を襲う。私達陰陽師は人間をケガレから守る為働いている訳さ」
「ケガレとの戦いは千年前から続いているんです。そのケガレとの戦いを終らす事の出来る可能性を持つ者は皆食べられました」
そう私と蒼夜が言うと少年は
「ふぅん。じゃあ俺が禍野へ連れてこられたのは俺を食べる為？」
「そういうこと!紫ほど高くないけど少年も意外と高いね。今お守り持ってないから渡せないけど少年、何処の学校？」
すると少年はがっかりした様にため息を吐いた
「音海さんと同じ学校だよクラスもね」
え？マジで？全然覚えてない
「赤羽業、カルマって呼んでよ」
そう爽やかに自己紹介すると伝票を持っていってしまった
慌てて禍野の事を言わない様に口止めすると分かっていた様に笑った
何か不思議な少年だなぁ
そう思って寮へと歩みを進めていると
「縁様禍野での言葉忘れてませんよね？」
黒い笑みを浮かべた蒼夜が話しかけた
思わず顔を歪めてしまった(だが無表情)がそれを無視し蒼夜は口を開く
「真白達を使うのは良いですよ別に。呪力も私達より消費しませんし‥‥ですが偶には私達を呼んで下さい、寂しいですし嫉妬します。縁様に先に出会ったのは私達なんですから」
その言葉に思わず驚いた
まさかあの十二天将が寂しがり嫉妬するなんて
今の私は顔が緩んでいると思う程嬉しい
「これからは蒼夜達を出来るだけ呼ぶね!」
そう私が言うと蒼夜も微笑み私が幼かった時の様に手を繋いで帰った
((その笑顔は私達の宝物))
((私達を受け入れてくれた晴明様の様に))
((貴女が今度こそ寿命で亡くなるまでお守りいたします))
((私達の可愛く愛しい主、縁様))
((あっ!でも暫くは私達式神が独占したいので清弦殿とカルマ殿には渡しません))
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藍(プロフ) - 満月翔和(みつきとわ)さん» すみません！辞書で調べたのですが“一応”でした。これから書き直します！ご指摘ありがとうございました！ (2016年7月31日 8時) (
レス) id: e75399392c (このIDを非表示/違反報告)
満月翔和(みつきとわ)(プロフ) - 一様の使い方が間違ってます。おそらく、一応の方が正しいかと…… (2016年7月31日 0時) (レス) id: 3375a1eeaf (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - 舞桜さん» すみません！書き忘れてしまったのですが夢主はオタクなので漫画から色々と取り入れているという設定なのでよろしくお願いします！ (2016年7月18日 15時) (レス) id: e75399392c (このIDを非表示/違反報告)
舞桜 - 技の名前、マギとおんなじのあるんですけど・・・ (2016年7月18日 15時) (レス) id: db82a7371a (このIDを非表示/違反報告)
水香 - わ〜あ！！暗殺教室と双星の陰陽師のコラボ！！自分以外に書いてる人初めて見ました……… (2016年6月10日 21時) (レス) id: 96eb26c591 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍 | 作成日時：2016年6月10日 20時
