161時間目 ページ6
速度の時間
あれから計画を練り上げそして宇宙の無重力にも耐えられる様に訓練しいよいよ決行の日、1月18日がやって来た
まず矢田さんと倉橋さんが職員の目を集めその隙に木村君が管制室に潜入、そして適当なPCに律が作った物を挿し込み遠隔操作出来る様にする
これで第一段階はクリア、第二段階は発射台を登り殺せんせーが待つ宇宙船まで行く事
ちなみにまだ完治とは言えないがある程度治った為蓮君の許可を取りこの計画に参加した私達
皆が気配を消して高い発射台を登る中私は密かに後悔した
“こんな事なら清弦に反対されようが矢田さん達の方に参加すれば良かった‼”と
皆の会話を聞きながら心中で文句を言いながら登るとやっと頂上だ
『管制室にはダミー人形の録画映像を流しておきます。今なら人間と入れ替えてもバレません』
そのダミー人形には宇宙服を着せており脱がせて拝借する
宇宙に行けるのは2名まで、適性検査では誰でもいけたが私と清弦は怪我人の為除外
「行きたい人手ェ上げて‼」ばばっ‼
「まだ一度も成功してない試験機ですが‥‥それでと乗りたい人‼」
殺せんせーの最初の言葉に男子の殆どが上げたが成功してない試験機と言うと1人を除き下げた
その1人とはメカ好きのイトナ君だ
だが垂涎ものの宇宙行きを渚君とカルマ君に譲った
「はぁ？俺こういう他人頼みのリスキーな挑戦嫌なんだよね。寺坂とダミー乗せりゃ良いじゃん‼仮に落ちても損害ゼロたし」
それは寺坂君に失礼だと思う
だけど言い出しっぺの事と渚君のお願いで宇宙に行く事となった
「決まりですね‥‥では他の皆さんはダミーを持って撤収の準備を」
「「「はーい」」」
撤収の準備をしながら私は2人の元へ行き駆け寄る私に2人は不思議そうに見ていた
「あまり時間無いから手短にするね」
「「何を？」」
「“無事に帰ってこれる”ようにお呪いね」
最初の部分に言霊を使い不意打ちで2人の手を引き頬にキスをする
赤く染まる2人を横目に先に撤収した皆の後を追う
階段を少し降りた先には清弦が待っててくれた様で2人で降りていく
「縁〜あいつ等に言霊使っただろぉ〜」
「バレた？ちょっとしたお呪いだよ‥‥それにしても2人意外と初だね」
「はぁ？」
「頬にキスしただけで顔赤くす「ほぉ〜」ハッ‼」
気付いた時には既に遅く清弦曰く消毒(キス)され皆の元に付いた時には打ち上げ寸前だった
宇宙へ行くのに必要なロケット速度は秒速マッハ3
2人は先生のスピードを上回った
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NAVA - 番外編のパスワードが全然分かりません！教えてください! (2019年1月27日 8時) (
レス) id: 809f35cc30 (このIDを非表示/違反報告)
白龍 - 私もお願いします。パスワード教えてください (2018年6月9日 19時) (レス) id: 8060fe6cc8 (このIDを非表示/違反報告)
夜空色の猫 天星(プロフ) - 同じく、番外編のパスワードを教えて頂けないでしょうか、お願いします、 (2018年3月4日 0時) (レス) id: c4a0eba83f (このIDを非表示/違反報告)
ミオ - 番外編のパスワード教えてください!!最初の文字だけでいいんです！お願いします!! (2017年11月22日 13時) (レス) id: 7fd2627b13 (このIDを非表示/違反報告)
みー - 番外編のパスワードを教えてください！ヒントだけでも結構です！例えば最初の文字とか…とにかくよろしくお願いします！！ (2017年2月23日 17時) (レス) id: 1a7d5f6d20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍 | 作成日時：2016年8月21日 11時
