123時間目 ページ10
解除の時間
清弦に皆の所に行ってもらい私は弟子である閑達と対峙する
今回は呪装をして無いと直ぐに殺られてしまうので呪装をしていた
両者が一歩も動かない中動いたのは同時だ
閑が持つ刀と私が持つ雪影が派手な金属音を立てぶつかり合う
そして私の背後を狙うのは双子、当たりそうなタイミングで上へと跳び避ける
「この短期間でスピードもパワーも桁違い‥‥嫌になっちゃうなぁ〜」
閑達の洗脳をどう解き無傷で解放するのが難しい
実力はこっちが上でもスタミナ切れはヤバいな
前と桁違いな閑達を相手するのは骨が折れる
解決策を考えていると
「「「止みなん止みなん説くべからず」」」
3人同時の止縛法!?捕まったら終わりだっ‼
そんな足掻きも空しく黒の骸骨に捕まった
振り解こうと呪力を上げた時、ドスッと三方向から何かが私の体を貫いた
「縁ぃぃぃぃっ!!!」「ゴフッゴホッ‼」
清弦の声が聞こえたと同時に口から血を吐き出し霞む視界で私を刺している閑達を見る
閑達は涙を流していて刀を持つ手が震えていた
「自我はさすがに多少はあるか‥‥てか自分の弟子にこんなに傷つけられるなんてまだまだだね私も」
穏やかに目を閉じて笑う 覚悟は決まったｯ‼
流れ出る血を気にせず近くにいる閑の頬を軽く撫で深呼吸をすると口を開く
「第5封印‥‥解除ｯ‼」
そう口にした瞬間、閑達は吹き飛び私を縛っていた骸骨は消え刺さっていた刀は膨大な呪力により塵へ
温い風が起き私の“黒い”髪が揺れる
煙が晴れると清弦達が驚いた顔をしていた
「さぁ続きといこうか弟子達よ」
そう言うと先程よりも桁違いのスピードで私に向かってくる閑達を“尾”で拘束し尾の先を閑達の額に当て眠らし静かに横たえる
3本の尾を優雅に揺らしお父様を睨み付けると
「はは‥‥流石は狐、いや葛の葉と安倍晴明の先祖返りと言うべきか‥‥参ったよ」
「‥‥さて後は千咲だけ。早く返してもらえる？」
「タダでは返すわけないだろ？」
お父様が嫌な笑みを浮かべたと同時に後ろから何かが迫ってくる感じがしたから尾で弾き飛ばすと
「うそ‥‥千咲!?」
「きゃは きゃはははははっ‼」
何故かケガレの姿をした千咲が私の前にいた
その姿を見て私は目の前が真っ黒に染まった
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にゃ - 4冊目で清明を青年とか狸だとか書いてましたが、『双星の陰陽師』の清明は紅緒に似た美少女ですよね？ 修正するんでしょうか？ それともこの話では清明は男性で押し通すんですか？ (2016年10月10日 14時) (
レス) id: e0ea4177aa (このIDを非表示/違反報告)
清美夜 - 続編おめでとうございます!!とっても楽しみです!!頑張って下さいm(__)m (2016年8月15日 11時) (レス) id: 104e3d8ffb (このIDを非表示/違反報告)
十六夜 - 続編おめでとうございます(*･ω･)*_ _)これからも頑張ってください！やっぱり清弦さんかっこいいです！応援してます！ (2016年8月15日 9時) (レス) id: ae17c4e2bd (このIDを非表示/違反報告)
堕天使 - 続編待ってました(*・∀・*)更新頑張って下さい。楽しみにしてます^∀^ (2016年8月12日 15時) (レス) id: da9a796715 (このIDを非表示/違反報告)
東堂美桜(プロフ) - 続編待ってました！更新楽しみに待ってます(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))頑張ってください^^* (2016年8月4日 22時) (レス) id: 7952b1187d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍 | 作成日時：2016年8月4日 15時
