146時間目 ページ33
言霊の時間(千咲side)
私がケガレ堕ち？して蓮音様に薦められた温泉から帰ってきたのですけど家には不機嫌な清弦お義兄様の姿が‥‥
ちなみに閑達はまだ温泉を満喫中です
「あの〜お姉様は？」
どこにも見当たらないお姉様の行方を聞くとお義兄様は更に機嫌が悪くなった
あれ？私、地雷踏んだみたいです
「おそらくだが5日前から行方不明だぁ〜。今白夜達が捜してるが見つからねぇ〜」
「5日前から!?それに白夜様達が捜しても見つからないなんて陰謀を感じますね」
お姉様は相当の実力者、そんな方が誘拐されるなんて‥‥
暫くすると白夜様達が帰ってきたが表情は暗かった
おそらく見つからなかったのでしょう
「はぁぁ今回僕の鼻も役に立たないなんてヘコむ〜」
ソファにドカッと座った白夜様は今回は真面目にヘコんでいるみたいですね
「まるであの時みたいだね〜水麗」
「ええ‥‥似ていますねぇあの時と」
「「あの時？」」
水麗様は珍しく真面目な表情で語った
「あの時と言うのは縁様が殺された時の事ですよぉ。あの時は本当に参りましたよぅ私達十二天将でも1週間経って見つけられたんですからぁ。天空の天海の助言が無かったら私達は縁様の最期にも立ち会えなかった」
「天海のじいさんも珍しく焦ってたもんね〜」
何もなかった様に話す2人だけど表情は歪んでいた
「確か‥‥天川京夜でしたっけ？縁様が依頼を受けた依頼人の息子は。縁様の真剣な表情に惚れたらしくストーカーしてたんですよぉ」
その名前に聞き覚えが無い事は私が死んだ後の事だろう
お義兄様の方を向こうとしたけど殺気に近い怒気のせいで振り向きたくない‼
沈黙が訪れたリビングにどこからか桜の香りと共にお姉様にどこか似た雰囲気の女性が現れた
「く、葛の葉様ああああっ!?」
「「葛の葉!?」」
現れた女性に水麗様は叫び白夜様とお義兄様も驚いた
「時間が無い。よぉく聞け小僧」
叫びを無視した葛の葉様はお義兄様を指差した
「もうすぐここに縁とストーカーがやって来る。小僧達の記憶を消しにのぅ。記憶を消す方法は“言霊”と呼ばれる物じゃ。言霊を聞いた者は逆らえず発言者の言う通りになる物でのぅとりあえず縁を喋らせず説得しろ。今の縁はストーカーのせいで自らの存在を消しそのストーカーと生きていく事が生き甲斐になっておる。チッ時間切れじゃ頼んだぞ」
これって一大事って奴ですか!?
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にゃ - 4冊目で清明を青年とか狸だとか書いてましたが、『双星の陰陽師』の清明は紅緒に似た美少女ですよね？ 修正するんでしょうか？ それともこの話では清明は男性で押し通すんですか？ (2016年10月10日 14時) (
レス) id: e0ea4177aa (このIDを非表示/違反報告)
清美夜 - 続編おめでとうございます!!とっても楽しみです!!頑張って下さいm(__)m (2016年8月15日 11時) (レス) id: 104e3d8ffb (このIDを非表示/違反報告)
十六夜 - 続編おめでとうございます(*･ω･)*_ _)これからも頑張ってください！やっぱり清弦さんかっこいいです！応援してます！ (2016年8月15日 9時) (レス) id: ae17c4e2bd (このIDを非表示/違反報告)
堕天使 - 続編待ってました(*・∀・*)更新頑張って下さい。楽しみにしてます^∀^ (2016年8月12日 15時) (レス) id: da9a796715 (このIDを非表示/違反報告)
東堂美桜(プロフ) - 続編待ってました！更新楽しみに待ってます(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))頑張ってください^^* (2016年8月4日 22時) (レス) id: 7952b1187d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍 | 作成日時：2016年8月4日 15時
