128時間目 ページ15
神域の時間
元婚約者をボロくそに貶してると
「そういえば神域って何？」
とカルマ君が質問してきた
「名前の通り“神の領域”の事を指すの。お母様からの付き合いでね私のバカデカい呪力を封印してくれた神様が度々招待してくれるんだよね〜。神域は分かりやすく言うと一点の穢れも無い高級旅館？」
粗方間違いでは無いよね？
豪華料理に露天風呂、卓球台とか普通にあるし
1人頷いていると蓮君が入ってきた
「千咲ちゃん達は全員軽傷だよ〜暫くすると目が覚めるかも。縁ちゃんはこれから神域へ？」
「うん再封印してもらいにね」
とある特別な霊符を取り出し軽く指を切りその霊符に付けると霊符が輝き門が現れた
皆が驚くのを横目にその中へ入りかけた時に清弦の腕を引っ張り一緒に飛び込んだ
驚いた顔をした清弦に軽く笑い光が私達を包んだ
目をゆっくりと開けると相変わらずな空間があり目の前には迫力のある屋敷があった
「ようこそ清弦 神域へ‼」
悪戯ぽく笑った私に清弦は私の頬を軽くつねった
「どういうつもりだぁ〜!?俺なんかを連れてきて‥‥」
自分を見下す清弦に抱きつき頬を撫でる
「天ちゃん、天照様から友人の私に対しての“お願い”なの“命令”じゃなくてね。基本神域には人間は入れない。だけど十二天将、神の末席である彼等と契約している私達は特別なの。天ちゃんが清弦に会いたいから連れてこい!だって。天ちゃん清弦の事気に入ったみたいだし？」
それだけ言うと清弦の手を引き屋敷へ入っていく
かなり広い敷地を清弦は珍しそうに見回していた
庭の方には季節関係無く桜が咲き誇り青と赤の蝶が舞う
一番豪華な部屋に着くと軽くノックし開ける
そこには豪華料理が三人分用意されていて奥には私達を微笑ましく見ている美しい女性がいた
「いらっしゃい縁、そして初めまして天若清弦君」
「おじゃまするね天ちゃん。約束通り清弦連れてきたよ？」
緊張した顔をしている清弦を見てか天ちゃんは
「ふふ縁が心を開いている者は私(ﾜﾀｸｼ)も信用出来ます。なので私を最高神ではなく1人の友人として見ては頂けないでしょうか？」
そんな天ちゃんに清弦は溜め息を吐き緊張が消えていた
「ようこそ私、天照の神域へ‥‥白虎と契約し継承する者よ。お腹空いたでしょ？まずは食事にしましょう」
こうして私達の食事会が始まったのだ
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にゃ - 4冊目で清明を青年とか狸だとか書いてましたが、『双星の陰陽師』の清明は紅緒に似た美少女ですよね？ 修正するんでしょうか？ それともこの話では清明は男性で押し通すんですか？ (2016年10月10日 14時) (
レス) id: e0ea4177aa (このIDを非表示/違反報告)
清美夜 - 続編おめでとうございます!!とっても楽しみです!!頑張って下さいm(__)m (2016年8月15日 11時) (レス) id: 104e3d8ffb (このIDを非表示/違反報告)
十六夜 - 続編おめでとうございます(*･ω･)*_ _)これからも頑張ってください！やっぱり清弦さんかっこいいです！応援してます！ (2016年8月15日 9時) (レス) id: ae17c4e2bd (このIDを非表示/違反報告)
堕天使 - 続編待ってました(*・∀・*)更新頑張って下さい。楽しみにしてます^∀^ (2016年8月12日 15時) (レス) id: da9a796715 (このIDを非表示/違反報告)
東堂美桜(プロフ) - 続編待ってました！更新楽しみに待ってます(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))頑張ってください^^* (2016年8月4日 22時) (レス) id: 7952b1187d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍 | 作成日時：2016年8月4日 15時
