Fischer'sのひ・み・つ 短編集

ライブ！ シルマサ ページ24

ライブに行ったことがないので、想像で書きます。
実際と違くても、ご了承ください。

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マサイside

昨日から各地でライブをして回っている。

歌ったりトークコーナーしたり

歌う曲は｢未完成人｣とか｢虹｣とか沢山。

俺は特にシルクのラップが好きだったりする。

カッコイイんだよなぁ

つい見とれちゃう

俺はカメラ担当になることが多いから、画面の中でよく見てる。

今思うと気持ち悪いな笑

今はトーク中

こんな質問が来た

『みんなの恋愛話を聞かせて！！』

絶賛恋愛中なんだよなぁ

俺に振られたら困る

答えられない

だってシルクが好きなんだもん

ｼ｢おーい！マーサーイー！だいじょぶかー！｣

は！ぼーっとしてた

ﾏ｢すまんすまん笑ちょっとぼーっとしちゃって｣

ｼ｢だいじょぶなら良かった。で、さっきの話の続きなんだけど､､､､｣

いけない、いけない。話聞いてなかった

シルクの恋愛話かぁ

前に動画で言ってたよな

今は好きな人いるのかな？

ｼ｢いきなり爆弾発言するんだけど、俺今片思い中なんだよね､､､､｣

え、

嘘でしょ？

ｼ｢もう言っちゃおうと思って笑｣

ﾓ｢そんな素振り見せなかったから全然気づかなかった！誰なの？｣

ｼ｢グイグイ来るな笑もういいや！吹っ切れた！告るわ！｣

ﾝ｢ええぇぇぇええ！今ここにいるの？！｣

ｼ｢うんいる。引くかもだけど､､､､｣

誰誰々？

諦めと少しの期待を胸に秘め、俺はシルクの答えを待つことにした。

ｼ｢言うぞ？俺の好きな人は､､､､マとサとイがつく人だよ｣

俺の方を見ながら言ってきた。

ん？

マとサとイが付いてこの中にいる人ってことは､､､､









､､､､俺？

今の俺の気持ちを言葉に表すと、驚きを通り越して、呆然だろう。

そしてシルクは俺の前に来て手を差し出した。

ｼ｢もう1回言わせて。今度はちゃんとふざけ無しで。｣


ｼ｢マサイ。お前のことがずっと前から『好き』だった。付き合ってください！｣

それは俺がずっと待ち望んでいた言葉だったのに、いざ言われると頭が真っ白になるんだな

ｼ｢やっぱダメだよな笑気持ち悪いよな笑男同志だし､､､､でも言えてよかった！ゴメンなこんなこといきなり言って､､､､｣

席に戻って言ったシルクをみて何かが違うと思った。

俺はいてもたってもいられず、席を立った。

ﾏ｢待て。待てよ。そんな簡単に人の答えを決めつけるんじゃねぇ！｣



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