東京校のキラー3【呪術廻戦】

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『…！









(棘の残穢だ)』












月雅は狗巻の残穢を辿ると

急に2つの残穢が左右に伸びきっていた











『どっちも棘の…








って言いたいとこだけど、どっちかは偽物(フェイク)か』
















顎に手を当てた彼女は"レイス"の名を呼んだ















『右の残穢に向かって攻撃して欲しい』














そう言った月雅の通りにレイスは右側の空間に武器を振り下ろす











(((ﾊﾟﾘﾝ!!














『やっぱり左が正解だったか









レイス、ありがとう』















その言葉と同時にレイスは消えていった
















『(棘の気配が近い、もうすぐか)』













先程と同様、歩き始めようとした月雅














｢A｣










月雅が後ろ振り返ると最強の片割れの姿
















『(なんでここに傑がいる？






模倣(コピー)系の術式？



呪力さえ似せられるのか…？)』















夏油｢棘を探してるんだよね？｣














『………………誰？』















夏油｢誰って







私だよ、夏油 傑｣










『……悟は？』










夏油｢私一人で来たんだ






大丈夫？怪我はしてないかい？｣













『来ないで』












制止の声を上げる月雅に夏油(?)は目を見開く












『傑はね、私に怪我の有無を聞かないの』











夏油｢そ、れは……ただAが心配で｣












『心配？













私も最強の1人なのに？』











夏油｢Aは《女》だろう？










心配するのは当然＿＿＿＿｣















『それ以上傑の姿で喋らないで






















いい加減術式解いたらどう？』















月雅がそう言うと同時に鏡の割れる音が辺りに響き渡った




と同時に手を叩く音がする
























｢素晴らしい！











流石、特級術師｣






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