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"棘、見て"
その言葉に狗巻は月雅の手元にある画面を覗く
それは1人の呪詛師の顔
『準1級呪詛師…
呪言を使うね』
狗巻「おかか…」
『そうだね
呪言を使えるのは狗巻家末裔の棘か
となると数少ない呪言師
あるいは私達と一緒のコピー系の術式』
狗巻「いくら?」
『ん〜そうだね
前者の可能性はほぼ0
呪言を使う家系は棘以外いないだろうし
コピー系だとしても棘や憂太、そして私の呪言を見ているはず』
狗巻「すじこ」
『憂太は海外だし私もこの呪詛師の気配を察知したことは無い
となると棘のを?』
月雅と狗巻が頭を抱えていると目的地に着いたようだった
狗巻「いくら〜」
『フフ、そうだね
如何にもって感じ』
目の前には豪華な旅館____
なのだが2人にはただ呪いが蔓延る建物にしか見えなかった
『いるね
しかも多い』
狗巻は「2級が3体は嘘じゃないか」と言うように顔を顰めた
『そんな顔しないの』
狗巻「しゃけぇ」
気だるげな狗巻に笑みを零す月雅
補監「先程ご覧頂いた任務内容の通り
呪霊の出現は
任務は3日間掛けて行います
全呪霊を祓除するまで任務は延期との事です」
その言葉に今度は月雅が顔を歪ませる
『(ブラック…)』
"まぁ今に始まったことじゃないか"
そう思いながら溜息をついた
補監「私は一先ず高専に戻ります
ご武運を」
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きょ - あぁ〜続きが〜ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ (1月12日 8時) (レス) id: c9d0d6f436 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (2023年3月30日 20時) (レス) @page34 id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)
猫猫(プロフ) - おぉ…まさかの神明先輩…!!すぐお気に入り登録しました!更新楽しみにしてます!!! (2022年10月27日 3時) (レス) @page33 id: 5d2d5fc11b (このIDを非表示/違反報告)
巫 - 神明!え、神明って、、、え!うわぁぁぁ! (2022年10月5日 6時) (レス) @page33 id: f4ad072890 (このIDを非表示/違反報告)
村人C - 神明さん出てる!!! (2022年8月28日 21時) (レス) @page33 id: 7b33dd52c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:sol | 作成日時:2022年3月18日 1時