尊敬できる神明先輩〜過去編〜【呪術廻戦】

12 ページ14

・









高専内を全て回っても





未だ夜蛾は戻ってこなかった











4人はグラウンドへ続く石段に腰を下ろし




自販機で買った飲み物を飲んでいた







夏油｢A、聞きたいことがあるんだけど｣







夏油はふと気になったことを神明に聞くことにした







家入と五条は気にせず飲み物を飲んでいる










『なに？』








夏油｢なんで君は家を継ぎたくないんだい？｣






『あ〜』







神明は五条に奢ってもらった(強制)サイダーを





1口飲んだ









夏油｢いや答えなくてもいいんだけどね








少し気になってしまって｣








気に障ったのなら大丈夫だよ、と微笑む夏油






その姿に神明は







(あ、コイツ一番モテるな)








と確信したのであった








『俺の家…






神明家はざっくり言うと実力主義なんだ



まあ禪院家みたいなもん？







けど


俺の父様は非術師、母様も非術師なんだ











そのせいか家での扱いはサイアク






嫌がらせ、神明家内での差別は当たり前
















そんな中俺が生まれた』














・

13→←11

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す