lesson8 ページ8
何時もの日常。
私は、課長にブツブツ文句を言われながらも作業をこなしていた。
あれから、深く考えないようにして私は日常を過ごしていた。
課長からの猛アピールで私は課長の勢いに押され課長と付き合う事になった。
「 登坂さんの事は少しずつでいいから忘れて……俺と付き合って! 」
『 ……でも……私……臣くんの事……忘れる事できません。……諦める事も出来ないんです。……何時も違う人を思ってる私の事、愛せますか? 』
「 待つよ!登坂さんはAの傍に居る事は出来ない……でも、俺はAの傍に居る事が出来る。少しずつ俺の方へ振り向いてくれればいいから……。 」
『 課長………。馬鹿ですよ!臣くんの事ずっと心の何処かで想ってる女の事を待ってるなんて……。 』
「 そうだな!(笑)でも、仕方ないだろ好きなんだから…… 」
『 ………///……… 』
ずっと諦める事できなかったらどうするんだろう!?無理矢理にでも諦めさせられるかな?
強引な課長も見てみたいな……と思っていたの何にも考えないで……この時は……課長も男だって事
忘れていた。
そんなに長くは待ってくれない。
私は、課長に無理矢理抱かれる事になる……。
臣くんの事……好きって気持ちがなかなか取れずにいた私……が悪かったんだと思う。此処まで待たせてしまったんだから……。
ある日のデートの日、私は課長からのKISSを拒んでしまった。
「 いい加減にしろよ!何時までも登坂広臣が忘れられないって!! 」
『 ごめんなさい。課長……やっぱり無理です!忘れる事なんて出来ません……。 』
「 じゃ、忘れさせてやるよ! 」
『 えっ!? 』
家まで送ってもらった玄関で私は課長に無理矢理抱かれた。
課長に抱かれてる間も私は臣くんの事が頭から離れなくて……。
泣いていた。課長の行為は1回では終わらなくて何度も何度も……。
これが待たせてしまった私への罪なら受けるしかなかった。
「 ごめん。待つつもりだった…!でも、限界だった。そんなに心広くないんだよ!好きな女目の前にして……。無理矢理ごめん。 」
『 課長……。 』
私がいけないんです。臣くんが忘れられない私が……。気まずい雰囲気の中 、 課長は私にジャケットをはおらせて帰っていった。
私は、声を出さず玄関で泣くしかなかった。
臣くん……私……どうしたらいいんだろう。
貴方を忘れる事が出来ない。
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作者名:結那 | 作成日時:2018年9月19日 0時