lesson36 ページ36
名古屋リベンジって事もあってFanの子も凄く盛り上ってるはず……。
このホテルにだって沢山のFanの子が泊まってるはず。臣くん此処までどうやって来たんだろう⁉
『 臣くん。此処まで何で来たの⁉ 』
「 タクシーだけど……。 」
『 Fanの子にみつからなかった⁉ 』
「 こんな夜中にみつかるわけないって‼ 」
『 ………でも、さっき電車にいてタクシーで会場に戻ってるし……もしかするとマスコミの人が臣くんの事追っかけてるかもしれない。 』
「 考えすぎだって‼何かあったらAの事俺が守るって言ったろ⁉ 」
『 でも……。 』
「 A。俺だけ見てて……今は 」
『 臣くん。 』
この日、私は大好きな彼と結ばれた。
朝、腰のダルさで起きて隣を見れば顔が整った臣くんが眠ってて……夢じゃなかった事をまた気づかせてくれる。
少しだけ臣くんの顔を見てシャワーをしに行こうとすれば……ベットへ逆戻り。
「 何処行くんだよ⁉ 」
『 えっ⁉臣くん起きてたの⁉ 』
「 あぁ 」
『 シャワーに行こっかなと思って……。 』
後ろから抱き締められて心臓止まりそうなんですけど……。
臣くん全然離してくれないんだけど……。
どうしよう⁉
緊張して臣くんの顔見れない。
「 一緒にいこ‼ 」
『 へっ⁉ 』
「 シャワーいこ⁉ 」
『 えっ⁉いくらそういう関係になったからって……それは別でしょ⁉ 』
「 そう⁉じゃもう一回しよ⁉ 」
『 もう。臣くんの変態‼ 』
「 あっ⁉言ったな‼Aだってそうだろ⁉俺の手振り払えばシャワーに行けるじゃん。動かないって事は……抱いてもいいって事だろ⁉ 」
『 なっ……違…… 』
「 違うって事ないよな⁉ 」
耳元は反則だよ。弱いのわかってるのに……そんな事するんだ。
そうだよ⁉払いよければいくらだってシャワーに行ける。行けないのは貴方が大好きだから……離れたくないから。
ねぇ臣くん壊れるまで愛して。私が貴方の彼女だって事実感させて……。
後ろから抱き締められてた身体を臣くんの方へ向ければ、強く抱きしめられベットへそっと寝かされる。
「 俺だけ見て‼好きだよ。 」
『 私も。大好き臣くん‼ 』
何度も来る絶頂に私は堪えきれなくて気を失った。ふと目を冷ますと臣くんも眠っていた。
彼の香りに包まれて幸せを実感できた。
そんな朝だった。
34人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:結那 | 作成日時:2018年9月19日 0時