検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:934 hit

4 ページ4

好きなら好きって言えばいいじゃん。
同級生達は口々に言う……。好きって言えたらどんだけいいか……。

幼なじみの枠を越えたらきっとAは俺から離れて行く。
誰かの曲に「好きならば好きって言えばいいのに……」
って歌詞があった。


俺は言えない。言ったら……。
今の関係がきっと壊れる。ううん絶対壊れるだろう?


今日も諦めの悪いAは佐藤先輩に話しかけている。


「 大樹先輩〜今日は、一緒に帰れませんか? 」



「 あっ、岩田さん……。 」



「 ごめんね。今日は部活の後……DANCEの練習があって……スタジオに行こうと思ってるんだ。また、今度!! 」



「 嘘ですよね?先輩!! 先輩は私の両親が芸能人だから避けているんですよね? 」


堂々と言ってるA。
俺にも、あんな勇気があればいいんだけど……。


Aのお父さんに『守ってやってくれ』なんて言われると、兄の気分になっちゃって告白どころじゃなくなる。


今日も1日深い溜め息に変わる!
「はぁぁぁー 」
いつまで見守ってればいいんだよ!

5〜大樹side〜→←3



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
13人がお気に入り
設定タグ:佐藤大樹 , 片寄涼太 , 三代目JsoulBrothers   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:結那 | 作成日時:2018年7月29日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。