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同じ事務所の先輩の彼女……。
きっと、この想いは伝えたくても伝えられない。
「隆二！今日は飲んでないのか？」
「明日、レコーディングなんで……控えないと。」
「もしかして、俺に気ぃ使ったのか！？」
「いえ、そんなんじゃないっす。」
AKIRAさん……すみません。
俺、彼女に恋したみたいです。切ない恋は叶う事ない……。誰に相談しても…きっと諦めた方がいいって言われるだろうな。
臣にだって言えない。
「はぁーー。」
「隆二！？」
「今日、調子悪いからジムに行ってくるわ」
「おぅ！」
ダメだ……あの人の顔が何してんだ。俺……。
諦めなきゃAkIRAさんの彼女なんだし。
これから呑みに行く度に彼女に会う事になる。先輩だし断るわけにも……。
どうすればいいんだよ！この想い。
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作者名：結那 | 作成日時：2018年5月31日 22時
