シンデレラガール

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シンデレラ……24:00過ぎは、お家で普通に時間を過ごしてる。

本当のシンデレラはママ母に虐められ、掃除に洗濯をこなしてるはず……。


一つに束ねた髪を外しパラパラ髪を梳く。

「はぁぁぁぁ〜今日も疲れた。」

靴擦れした足を絆創膏で手当てする。

「おんぶしてもらっちゃった。岩ちゃんに……。」

重くなかったかな？ガラスの靴じゃなかったけど。私には良い思い出 。

私、3代目の大ファンなの！
しかも、今日おんぶして帰って来てくれた岩ちゃんの……。
岩ちゃんが触れた手と足……。
ド○○キが止まらない。ベッドにダイブして天井を見上げる。
手と足バタバタさせて落ち着かない！

「A何時だと思ってるの！？早くお風呂入って寝なさい。」


「はーい」


マネージャーから普通の女の子に戻れるこの時間がホッとする。
シャワーを浴びてバスタブにゆっくり浸かる。


後で、ゆっくりビール飲も……。
今日の反省会しなきゃ。

魔法が解けなきゃいいのに……。ずっと、彼の心の中に私が入ればいいのに。現在のシンデレラはこう思うの。

掃除も洗濯も料理もお母さん任せ……。少しは出来る様にならなきゃ。
髪をバレッタで軽くとめて、お風呂上がりの身体を冷やす為ベランダに出て缶ビールを飲む。

「岩ちゃんカッコ良かった。」


後日、私の元に入って来た仕事の内容……。
私が担当してる心音ちゃんと3代目さんが対談する仕事が入って来た。

偶然かな？


まさか岩ちゃん自身が仕事入れて来たなんて……思わずに現場へ行く事になる。

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