シンデレラガール

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俺とキミの出会いは偶然……必然だったのかな！？

事務所から出て今夜は、呑みたい気分だな。
何時もは真っ直ぐ家に帰る道……。
忙しいのは分かる。
岩ちゃんとしてTVに出る俺……岩田剛典になる瞬間何かあるようでないもんだ。

今日は、雑誌の撮影。
雑誌の撮影の時くらい……たまに岩田剛典を出してもいいんじゃないかって思ったりする。

「岩田さん、お疲れ様です。家まで送りますので……

「あっ、今夜は歩きたい気分なんだ……。伊藤さん大丈夫……変装グッズ持って来てるから」

不安そうな顔の伊藤さん……。逆に黒づくめだと周りの人達は気づくって。

「じゃ、お疲れ様でした。」

事務所から出て事務所は近くにある隠れ家的な
barこの前、臣さんに連れて行ってもらったんだ。マスターはぶっきらぼうだけど……雰囲気がいいんだ。店内は60年代くらいのジャズがなってて。
臣さんに合いそうな店なんだよな！(笑)

俺なんか、まだアラサーにもなってないガキだよ。
ウィスキーのグラスとかブランデーのグラスなんか似合わない。
臣さんの横で何しようか迷ってるとマスターは
俺にカクテルメニューを渡してバックヤードへ消えた。

「俺には、まだ無理すっかね。」

「………フッ。俺も最初は岩ちゃんと同じ歳くらいだったよ此処に来たの！最初はカクテルメニュー渡された。」


そんな会話を思い出して足早にbarに歩いていた。

そんな時にキミに出会ったんだ。

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