告ぐ。

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「…これで全部です。

捨てるなら捨ててください」







iw「…目黒、」







「…はい、」









iw「お前はたくさん頑張ってる。

まず逃げたことがえらかったよ。

どんな形であれ、助けを求めたこともえらかった。

だから、そんな苦しそうな顔すんな、」



















岩本くんの言葉に涙が溢れてきた。











こんなに肯定してくれるのは精神科の先生くらいで。

先生も仕事だから仕方なく言ってるんだって思ってた。



















初めて、本当に認められた気がして。















iw「どんな姿見せてもいい。

過呼吸起こしたって、

フラッシュバックで苦しくなって、

泣き叫んだっていいよ。

俺らはそれでもお前がほしい」



















その場で崩れ落ちた俺に岩本くんは近づいて、

一緒にしゃがんでくれた。















そして、俺の肩をぎゅっと抱いて頭を撫でて。











iw「ほんとよく頑張った。

これからは何があっても俺らは味方でいるから。

俺らね、ずっと目黒がほしかったの。

ラウールも康二もだけどね」



















話を聞けばこの加入は元のSnow Man6人が選んだ

メンバーらしく。















関わりないと思ってたけどずっと俺のこと見てたんだって。

















iw「それに俺ら全部上の人から聞いてた。目黒の過去。

尚更ほしいと思った。塗り替えてやりたいって。

Snow Manに入って良かったって、思ってほしいから」



















俺の涙を優しく拭ってくれる岩本くん。


















iw「俺らの仲間に、なってくれる？」









「……迷惑かけるかも、しれないですけど、

おれで、いいならっ、」








iw「仲間に迷惑も何もねえから。笑

大丈夫、これからは俺らが守るから」



















こうやって俺の人生は少しずつだけど、確実に変わっていった。

ダメなやつ。→←お前がほしい。

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