告ぐ。

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mm「んぁ゛〜っ、…っく、…はぁっ、」







「よしよし、いやだな、」



















タオルを噛むめめの背中をとんとんしながら

様子を見てると少しして落ち着いてきたみたいで。


















泣き疲れたのかもしれないけど、

そのまま俺の胸に頭を預けてこてん、と寝てしまった。



















sk「……蓮さ、…声出しちゃダメって思うから

ずっと腕噛んでたのかな、」



















苦しさから腕噛んじゃってるのかと思ってたけど、

声を出さないために噛んでるんだとしたら。



















大元は同じでも、意識的なものが違うから

ちょっと考えないといけない。


















dt「自傷だもんね、これ」



















腕を噛むのは立派な自傷行為。






念の為に右腕も確認してみればやっぱりいくつか噛み跡があった。
















ずっと俺らに泣いてるのがバレないように

自分の腕を噛んで隠してたのかな。



















sk「せめて、俺らの前だけでくらい

声出して泣けるくらいにはしてあげたいよな」



















怖い時は怖い、

苦しい時は苦しい、って。

















めめが自分の感情を

ありのままに伝えてくれる日が来るといいな、と思いながら

抱いてるめめの頭を撫でた。

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