告ぐ。

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またその日の夜。
















今日は泣き声で目が覚めた。

もちろんめめの泣き声。












ゔぁぁんっ、って子供みたいな泣き方するからびっくりして。

それは俺だけじゃなかったみたいで佐久間も様子を見にきてくれた。



















sk「蓮の泣き声だよね？大丈夫？」







「ん〜、なんかいつもと違う、」







sk「蓮〜、どうしたのぉ…なんでそんなに泣いてるの〜？」







「よしよし、ちょっとおいで、抱っこしてもいい？」
















普段なら絶対嫌がるはずなのに、

俺がめめを膝に乗せて抱っこしても拒否せずに

変わらずに声をあげて泣くだけ。









dt「…目黒だよね？大丈夫？」













舘さんも心配になったらしく。







ひょこっと顔を覗かせて、

俺らの状況を見てこちらに来てくれた。



















dt「……これ目黒起きてる？」







「え、泣いてるから起きてるもんだと思ってたけど、」







sk「本人意識ないまま泣いてんのかな、」












言われてみれば何も答えてはくれないし、

抱っこを拒否しないのも意識ないからなのかも。













舘さんがスマホで検索してみれば、

連日のめめは夜驚症の症状にぴったり当てはまって。



















mm「んぁ゛〜っ、…んぁぁんっ、、」







「よしよし、大丈夫だよ、」

















めめには届かないけど、

とりあえず背中をとんとんしてゆらゆら揺れて。



















そうしてれば今日もいつもみたいに

また静かに眠れるようになるかな、ってそうしてたんだけど。

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