告ぐ。

安心できる場所。 ページ13

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iw.














3人が加入してから俺らの変わったことは大きく２つある。




1つはデビューしたこと。

もう1つはシェアハウスをするようになったこと。













めめは前と同じように

精神科に通院しながら活動を続けている。



















過呼吸もフラッシュバックも起こすって

本人から聞いてはいたけど実際に見たことはなくて。












まあ俺らに見せないようにしてる、っていうのが

妥当だと思うけれど。












そんなことを考えながら1人仕事を終えてシェアハウスに戻る。













「ただいま〜、」












玄関には靴が一足。

さっきまで考えてためめのもの。



















そういやめめの仕事は佐久間と2人の午前までだったな、なんて

思いながらリビングへ。















でもリビングは空っぽ。














部屋にでもいんのかな、ってカバンを置きに行こうと

その部屋に向かおうとした時。











ほんとに微かだけど、小さくて早い呼吸が聞こえた気がして。

耳を澄ますと、

今度はがたんっ、とまた小さな物音。
















物音がした方に目をやれば、押し入れ。












……押し入れ？














押し入れなんてめめにとって

嫌なこと思い出させるだけなんじゃないの？














なんて思うけどそこにいるなら、

そこで1人で苦しんでるなら。

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