てるてる坊主。 ページ3
.
・偏頭痛
(※嘔吐表現あり)
_____
nb.
iw「めぐろ〜？大丈夫？」
なんて机に突っ伏してるめめの髪をふわふわと撫でる照。
なんでも外の天気は大荒れで、
偏頭痛もちのめめは朝からダウン。
iw「薬は？のんだ？」
こくん、と頷くだけのめめには話す気力もないらしい。
iw「そっか、じゃあ始まるまで楽にしてな。
ソファがいいならソファ行ってもいいし。
とりあえずブランケットだけかけとくな」
あまり話してもしんどいのは分かってる照だから
伝えることだけ伝えて、あとは様子見って感じ。
俺らも何もしてあげられることはないからめめのために
いつもより少し薄暗い部屋で静かにしてる。
それから10分くらい。
そとの雨もなんだかだんだんひどくなってきて
うるさいほどに雨の打ち付ける音が響く。
おまけにゴロゴロと雷まで鳴りそうな感じ。
そんなときにキュッ、って椅子を引く音が聞こえて
その直後にパシャっと水の跳ねるような音。
慌てて音がする方へ向けば、
片手は机の上、もう一方の手は口元を抑えて
下を向いて吐いちゃってるめめ。
床には吐いちゃったものが広がってる。
fk「よしよし、気持ち悪かったなぁ。
大丈夫大丈夫、手退けようね」
ふっかが声をかけながら俺に目配せしてくるから
袋を見つけ出して、めめの元に持っていく。
「めめ、気持ち悪いんなら我慢すんな」
背中は波打つのに堪えてるのか吐き出されないから
袋を口元で構えてふっかが背中をさすってやれば
不可抗力なのかパシャっとまた袋の中へ吐き出される。
mm「…っ、んぇっ、…けほっ、…ったま、
あ、たまっ、…いったいっ、」
吐きながら頭痛い、って泣くめめ。
片手はまだ机の上で体勢的にしんどそうだからって
照が後ろから脇から手を通して抱え込む。
iw「めめ、前屈みがいいなら
俺の腕使っていいから机から手離そ。大丈夫大丈夫」
後ろから抱えながら、めめの胸をさすってる照。
めめはその腕を今まで机に置いていた手でぎゅっと掴んでる。
mm「っ、あ、たま…いたい、……ねたいっ、…うえっ、おぇ」
fk「わかったわかった。落ち着いたら寝よう、な？」
めめが寝たい、なんて言うことは珍しくて。
多分頭が痛すぎて忘れちゃいたいんだと思う。
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しなもん(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらっています。パスワード保護の付いてる作品が読みたいのですがパスワードを教えていただくことは可能でしょうか？🙇 (5月9日 0時) (
レス) id: 8bf628fa8e (このIDを非表示/違反報告)
れ(プロフ) - 船酔いのお話お願いします🙇🏻🙏🏻書きにくそうだったらぜんぜん大丈夫です！！ (5月6日 4時) (レス) id: 94b4ff295e (このIDを非表示/違反報告)
ぴこりーの - かわちいめめくん🥰 (5月6日 2時) (レス) @page35 id: a68e6058a0 (このIDを非表示/違反報告)
まりも - どんなに体調悪くても仕事を優先する目黒くんのことが心配な康二くんと、いい争いになってしまい結局争ってる最中に立ちくらみを起こして、結局は看病されるお話をお願いします (4月22日 0時) (レス) id: 8e6e4b92e8 (このIDを非表示/違反報告)
ぴこりーの - なぬ、好みすぎます！！ (4月9日 19時) (レス) @page30 id: b80339950c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くろま | 作成日時：2023年12月27日 22時
