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mm「んんっ…は、くっ、」
「吐く？いいよ。俺袋もってるからね、汚れないよ」
舘さんに背中をさすられて吐き気が誘発されたのか
四つん這いになりながら背中を波打たせる。
mm「…っ、んぇ、…うえっ、けほ、」
「え、…」
廊下が汚れたらめめが絶対気にするから
袋でめめの吐瀉物を受け止めたんだけど、
白い袋の中に見えたのは真っ赤な血。
dt「…めぐろ、？」
mm「…っ、はぁ、おえっ、…んっ、…ち、のあじっ、」
口元を真っ赤に染めて何度も何度も血を吐くめめ。
「ひかる！救急車っ、！」
mm「っ、あべ、ちゃっ、…おれっ、…ち、はい、た…けほっ、
んっ、…ぅえ、…はぁっ、おなかっ、…ったいっ、」
手探りで俺の手を握って吐きながらそう言うめめが
あまりにしんどそうで見てられない。
救急車が来るまで俺は手を握ってあげることしかできなかった。
救急車に同乗して、めめの治療を待ってたら
1〜2週間入院です、って言われて病室に案内されて。
今俺の目の前には酸素マスクをつけて青白い顔で眠ってるめめ。
doctor「胃潰瘍ですね。
出血部位はクリッピングしたので経過観察で入院してください」
「あ、はい、」
わけもわからず返事をしたら先生は出て行って
俺とめめの2人きり。
「……めめ〜、がんばったねぇ、」
ふわっと頭を撫でるとゆっくりとめめの目が開く。
mm「……んふ、…あべ、ちゃん、」
「ごめん、起こした、」
起きてた、って笑って言うめめ。
その顔からはさっきのしんどさは感じられない。
mm「なんか、ちょっとだるくて…目開ける気にならなかった、」
「えぇ、そんななら寝てなよ…」
mm「…あべちゃん、ほめてくれたから、うれしくておきた、笑」
頑張ったね、って言葉に反応したらしい。
ほんと単純なのかお馬鹿なのか。
「いくらでも褒めてあげるからもう寝な。だるいんでしょ」
mm「…あべちゃん、もういっかい、」
「もぉ〜……よくがんばりました、」
end.
_____
移行しました〜！
これからもよろしくお願いいたします☺️
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しなもん(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらっています。パスワード保護の付いてる作品が読みたいのですがパスワードを教えていただくことは可能でしょうか？🙇 (5月9日 0時) (
レス) id: 8bf628fa8e (このIDを非表示/違反報告)
れ(プロフ) - 船酔いのお話お願いします🙇🏻🙏🏻書きにくそうだったらぜんぜん大丈夫です！！ (5月6日 4時) (レス) id: 94b4ff295e (このIDを非表示/違反報告)
ぴこりーの - かわちいめめくん🥰 (5月6日 2時) (レス) @page35 id: a68e6058a0 (このIDを非表示/違反報告)
まりも - どんなに体調悪くても仕事を優先する目黒くんのことが心配な康二くんと、いい争いになってしまい結局争ってる最中に立ちくらみを起こして、結局は看病されるお話をお願いします (4月22日 0時) (レス) id: 8e6e4b92e8 (このIDを非表示/違反報告)
ぴこりーの - なぬ、好みすぎます！！ (4月9日 19時) (レス) @page30 id: b80339950c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くろま | 作成日時：2023年12月27日 22時
