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Aside


涼太との電話を終えて、
お兄ちゃんのいる待機室に向かった。

コンコン


貴「失礼します。」


そう言って中に入ると、
私の専属の執事、千里さんが駆け寄ってきた。


千里さんの名前は、本田千里。


千里さんは私が生まれた時から私専属。

だけど、私が高校に行くようになると、
母親の命令で本家にいる。


小さい頃はちーちゃんって呼んでた。
だけど、大きくなってからちーちゃん呼びは卒業して
千里さんって呼ぶようになった。


千里「お久しぶりでございます。A様。
お元気でしたか?」

ほら、香織さん同様に敬語なんだよ。


貴「千里さん、お久しぶり。
私は元気だったよ。今日のパーティーよろしくね。」


生真面目に主人として答える。



お兄ちゃんの所にも執事がいる。

お兄ちゃんの執事は、山城俊介。
俊さんだね、通称。



香織「そろそろ参りましょうか。
ご用意はお済みですか?」


海翔「ああ。いつでも構わない。」


貴「私も。」


私たちの了承を得ると、
待機室の扉を開け、私たちを先に部屋から出すと、
後ろからついてくる形になった。


香織さんも

俊さんも

千里さんも

神高に仕える人


みんなみんな変わらない。




私たち、主にはNOと言えない。


そんな人生面白いのかな。





私の人生も面白くないよ。


父親と母親の言いなりの人生だもの。

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日向さな(プロフ) - 続き気になります!! (2020年9月28日 21時) (レス) id: f85ac14a0e (このIDを非表示/違反報告)
七海 - 凄く面白いです!続き気になります。更新待ってます (2018年10月14日 12時) (レス) id: d69e9aa2b3 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)まなみ(プロフ) - もっと見たいですよろしくお願いします (2018年9月13日 22時) (レス) id: a9c7223d79 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:星華 | 作成日時:2018年5月13日 14時

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