スクールカースト 3

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TEL


貴「もしもし？どした？」


涼「パーティー、Sクラス、全員行くって。」


貴「おお！ありがと。」


涼「俺、何かすることある？」


貴「んーとね。私と一緒にVIP席からみててほしい。会場を。」


涼「おけ。え、海翔さんの警護は大丈夫なの？」


貴「多分。
お父様がパーティーの日だけ日本にお帰りになるから、
お父様にお兄ちゃんがつくと思う。

だから、お父様のSPだけで大丈夫だと思う。」


涼「海翔さんは日本にお帰りになるよね？」


貴「うん。もちろん。
何か、婚約者の発表もする予定だったけど、
なくなったんだって。」


涼「あー、そうなんだ。」


貴「うん。涼太は私を中心に警護してほしい。」


涼「了解。」


貴「あっ。そうだ。亮もくるからね！」


涼「何か企んでんの？」


貴「まぁ。そんな感じ？」


涼「楽しそうだね。」


貴「いれてほしいの？素直になんなきゃ笑笑」


涼「うざい。」


貴「うわ。突然の毒舌王子！笑」


涼「位的に貴女の方が上でしょうが。」


貴「そうかもね。笑
まぁ、Sクラスにバレないようにしてね。」


涼「Sクラスには行かないことになってるから。」


貴「おけおけ。パーティーが楽しみ。」


涼「そうですね。御嬢様。」

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