Lie (ページ8)

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7話ページ8

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どうしようかな…

XM「そんなに悩む？？」

『え？』

XM「もう５分くらいメニュー表見てるよ」

つい…考え過ぎてた。
携帯で時間を見ると9時前だ。

さすがにもう居ないよね？
でも申し訳ないし…でもいいか。
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『すみません、携帯忘れてきてしまって…』

って思ったけど気になるからシウミンさんに
初めて嘘をついた。

「え？明日取りに行けば？…」

『今日は親に電話しないといけなくて…ほんとにすみません！
必ず埋め合わせするので許してください。』

「え、ちょっと待っ…」

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私は大学生ぶりに全力疾走した。
会社からさっきの所まで近くて良かった

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5分後

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さすがに居ないだろうな…
いや…帰っていて欲しい…そう思いながら扉を開ける…

電気はついてるけど…誰も居ない…

『はぁ…はぁ…良かった。
そう思いながら手に握った携帯を見る』

そして気付いた時既にお寿司←(遅し)
私、携帯持ちながら嘘ついたよね？

やっちゃったー。

誰も居なかったし…電気消して帰るか……

電気を消そうと手を伸ばしたその時

「A？」

後ろから私を呼ぶ声が聞こえた。

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GS side

時刻午後8時50分

予想以上に仕事が進まない。
そして想像してたより少しだけ書類が多い。

これは徹夜か？
お昼過ぎくらいにジュンミョンから頼まれた書類…

あいつ今日はデートだからって部下に任せやがって
まあいいか。次ぬか漬け貰う約束したし…

メガネを外して背伸びをした。
とりあえずコーヒーでも入れに行くか…

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3分後

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ガタン！

あれ？こんな時間にまだ残ってる奴がいるのか？
でもこの事業部で残ってるのは僕だけだったし…

恐る恐る近くまで行くと…

A…か？眼鏡が無くてよく見えない
もう少し近くに……

なんでここに居るんだ？少し様子を見てみると

「やっちゃったー…！」

ん？どうしたんだろう…
突然立ち上がって立ち去ろうとしたから思わず声が出た

『A？』